ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。

ドイツの選挙ポスター

9月の連邦議会選挙が近くなり、いよいよ田舎町でもあちこちに選挙ポスターが貼られるようになってきました。

 

私の住む街のバス通りには黒板くらいの大きさの広告板(というのでしょうか?)が2枚あり、普段は近隣の街のイベントやお祭りのお知らせやビールの広告などが貼られているのですが、今は政党のポスターがばーんと貼られています。

 

それにしても、ドイツの選挙キャンペーンのポスターはすごく自由。最初はそれが政党のポスターだとは気づかなかったほどです。

 

広告板に貼られてからしばらくの間、てっきり紳士服ブランドの広告かなにかだと思っていたこのポスターはドイツの自由民主党(FDP)のもの。

 

f:id:doitsunotobira:20170818000819j:image

 

党首が目線を下に向けているポスターなんて、ある意味斬新。

 

ところ変われば選挙ポスターも変わるということで、選挙のキャンペーンポスターの観察も面白いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ドイツ最古の〇〇に出会う旅〜レーゲンスブルク〜

ドナウ河、という響きはなんだかロマンチックだと思うのは私だけでしょうか。これといった理由は思い浮かばないのですが、ライン川やマイン川にはない何かをドナウは持っているような気がします。

 

レーゲンスブルクはドナウ河沿いの古都。ずっと行ってみたかった街のひとつです。

 

レーゲンスブルクの目玉の1つは、なんといってもドイツ最古&世界最古のソーセージ屋、Wurstkücheで食べるソーセージ!

 

f:id:doitsunotobira:20170815215223j:image

(↑食いしん坊すぎて写真を撮る前にソーセージは完食。これはお店のコースター。)

 

指の長さくらいの短くて細いソーセージが有名なのはニュルンベルクですが、レーゲンスブルクのソーセージも似たような感じです。独特なのはお店特製のマスタード。南ドイツでよく食べられている白ソーセージ用の甘いマスタードと同じような風味と食感。グリルソーセージに甘いマスタードというのは初めてでしたが、悪くないかも。

 

このお店はレーゲンスブルクのシンボルの1つでもあるドイツ最古の石橋のたもとあります。

 

f:id:doitsunotobira:20170815215255j:image

写真右手にパラソルがたくさん出ているのが世界最古のソーセージ屋さんです。お店の外にも中にも座ることができますが、お昼時には超満員。ソーセージとザワークラウトをパンに挟んでくれるテイクアウトも長蛇の列でした。

 

それでもドイツ最古の橋を眺めながらドイツ最古のソーセージ屋で食べるソーセージは格別。相席したドイツ人旅行者たちそれぞれの「ソーセージお国自慢」を聞くのもなかなか楽しいものでした。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ旅行の際には祝日のシステムに注意!

ドイツには国民の祝日的な祝日にプラスして、州や地域ごとの祝日が存在します。その多くがカトリック関連の祝日のため、カトリック教徒の多い地域のほうが、プロテスタントが多い地域より休みが多いということになります。

 

ちなみに今週の火曜日もカトリックの祝日。カトリック教徒の多いバイエルン州の多くの地域は休みだと思うのですが、他の地域は平常運転なよう。私の町はカトリック教徒が多いので火曜日は祝日ですが、電車で30分の別の街はプロテスタントが多いので休みではないそうです。

 

祝日が火曜日ということで、私の周りでは月曜日に有給をとり、自主的に長期休暇にしている人が多いようでした。夫も私も月曜日に休みを取り、せっかく連休だしということで世界遺産の街レーゲンスブルクまで日帰り旅行へ。

 

レーゲンスブルクカトリックの街なので火曜日が祝日なのですが、レストランで相席した別の州から来たドイツ人旅行者のカップルは、「明日休みなの?!」とびっくりしていました。

 

祝日には観光地の飲食店以外は閉まってしまうので、ドイツ旅行の際には目的地の祝日をチェックするのをお忘れなく!

 

 

ドイツ人にとって誕生日はストレスフル?!

30代半ばを過ぎたので、誕生日なんて特別でもなんでもないわ、という顔をするけれど、実は今でもウキウキします。しかし、ドイツ人の大人にとって誕生日はウキウキどころかストレスフルな行事ともいえるみたい。

 

まず、自分の誕生日には職場にケーキを持参するという習慣があるそう。お菓子作りが得意なひとは自分で焼いたケーキを持って来ることが多いらしいですが、前日にケーキを焼いて出社するというのは結構大変なはず。また、お菓子作りが得意じゃないひとは、近所のお菓子屋やベーカリーでケーキを買うことになり、それなりの出費がかさむことになります。

 

さらに、お誕生日パーティーというのは友達が企画してくれるものではなく、自分で企画して友達を招待するものだそう。出欠の確認やお店の予約など面倒な部分も本人が担当するし、なにより驚いたのが、お誕生日の本人が招待した友達の食事の費用も持つということ。節約のためにも自宅で料理を振る舞う人もいるようだけれど、それはそれで準備が大変。確かにお誕生日の人の負担はかなり大きそうです。

 

ちなみに義理の兄は毎年自分の誕生日には休みを取り、1人で山登りに出かけます。有給を取ってまで誕生日のストレスから逃れたいなんて!

 

 

ドイツのハエは汚くないの?!

今の季節、ドイツにはハエと蜂がやたら多いです。先日パン屋に行ったところ、ショーケースのなかは蜂の巣箱かというくらい蜂が飛び回っていて驚きました。果物系のタルトなんかの匂いに惹かれて集まってしまうみたいです。菓子パンもびっしり蜂がたかっていました。

 

ちなみに、蜂はビールの匂いも好きなようで、ビアガーデンにいるとよく蜂が寄ってきます。蜂がビールに溺れることもあるので、対策としてコースターを蓋がわりにグラスの上に載せる人も少なくありません。

 

まぁ、蜂は許そう。彼らが集めたハチミツも口にしているわけだし、蜂は不潔というイメージはあまりないと思うのです。

 

ただ、気になるのはハエ。

 

パン屋でもケーキ屋でも野外の食べ物スタンドでも、蜂と同じくハエも当然食べ物にたかります。

 

でも不思議と誰も気にしないようです。

蜂もハエも手で払うだけ。ケーキに乗った果物の上で蜂やハエが息絶えていても、ぱぱっと取り除いておしまい。売る人も買う人も食べ物の上のハエを全く気にしていない様子です。

 

確かにハエのせいで死んだという話は聞かないし、神経質な女だと思われたくはないので、私も気にしないフリはしているけれど、本当は結構気になる!!

 

f:id:doitsunotobira:20170812200446j:image

(↑ミラベルというスモモのような果物。)

 

 

 

 

ドイツで最高のチャーシューに出会う

私の住む街はかなりカトリック教色が強い街なのですが、夏にはいくつもの教会がそれぞれにお祭りを行います。地域によって呼び名が異なるようですが、私の住む地域ではKirchweih キルヒヴァイ、もしくはケーヴァと呼ばれることが多いようです。キルヒヴァイでは大抵は教会のまわりに食べ物のブース、ゲームやゴーカート、メリーゴーランドのテントが設置され、近所の人たちで賑わいます。

 

先日は私のお気に入りのビール醸造所兼レストランの目の前でキルヒヴァイがあるということで出掛けてきました。お目当てはお祭りの3日間だけ提供されるスペシャルメニュー。普段からご飯もビールも美味しいこの醸造場。大混雑です。

 

私が注文したのがこちら。

f:id:doitsunotobira:20170812170553j:image

ケッセルフライシュと呼ばれる豚バラの煮込み。豚肉料理が豊富な私の地域でもあまり見かけないメニューです。

 

そしてこの豚肉、驚くほどチャーシューの味。このとびきり極上の厚切りのチャーシューをラーメンに乗せたい…!と思いつつパンを齧っていました。

 

ちなみに横にのっているのはレバーブルストと呼ばれるソーセージ。普段出されるものはキメが細かいペースト状なのですが、今回はナイフを入れると熱々の肉汁と粗く刻んだ豚の内臓が溢れてくるという初めてのパターン。これも思わず声が出るほど美味しかったです。

 

どちらもお祭りの3日間しか食べられないのが残念!

 

 

 

ドイツ人にとっての懐かしの駄菓子

ドイツで売られている商品のパッケージデザインは決してお洒落ではないのだけれど、くすっと笑ってしまうような可愛いものが多いです。ダサ可愛いとはまさにこのことかとよく思います。

 

先日夫が「すごく懐かしいお菓子を見つけた!」といってお菓子の袋を抱えて帰ってきたのですが、これもまたドイツらしいデザイン。

 

f:id:doitsunotobira:20170812163644j:image

いわゆる飲み込むことができる子供用ガムみたいなお菓子です。日本にも板状のものがありますよね。決してすごく美味しいものではないですが、私にとっても懐かしい味。夫が子供の頃、よくおばあちゃんからもらっていたそうで、当時からデザインもほとんど変わっていないみたい。

 

f:id:doitsunotobira:20170812164004j:image

これもドイツっぽいパッケージのミルクキャラメル。牛の表情がなんとも言えません。キャラメルとはいってもあまりべったり歯にくっつく感じはなく、ザクザクと噛んでたべられるものです。

 

ドイツにももちろん今風のパッケージのお菓子も売ってありますが、こういった素朴なお菓子のパッケージはドイツらしくていいなと思います。