ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。

3度目のドイツ旅行にオススメの街〜コーブルク〜

考えてみれば、ドイツには何度も来ているのに未だにノイシュヴァンシュタイン城にもベルリンにも行ったことがない私。

 

もちろん行ってみたいという気持ちはあるのですが、テレビやガイドブック、ネットなどで目にする機会が多いだけに、そのイメージの再確認をしに行くことになる気がするのかも。

 

そういう意味では、ガイドブックにはあまり取り上げられない街に行くのはワクワクするものです。

 

もうベルリンにもミュンヘンにもケルンにもハイデルベルクにも行ったけど、またドイツ旅行に行きたい!という人にオススメなのが、バイエルン州北部にあるCoburg(コーブルク)という街。コーブルクは小さな街なのですが、歴史的にも宗教的にも地理的にも重要な拠点だった街だそうで、それだけに見所がぎゅっと詰まっています。

 

写真で詳細に紹介してしまうと、実際に訪れる楽しみが減ってしまうので、イメージ映像程度にご紹介します。

 

なによりも一番の見所はコーブルク要塞。丘の上にそびえ立つ立派な要塞は街のシンボルです。要塞内部は博物館になっており、武器や美術品のコレクションは見応えがありました。マルチン・ルターも半年間ここに住んでいたそう。

 

f:id:doitsunotobira:20170822165416j:image

要塞の全体像はあえて載せませんが、これは街の手芸屋さんのウィンドウに飾られていたクロスステッチの要塞。

 

f:id:doitsunotobira:20170822165521j:image

いかつい感じの要塞の外壁とは裏腹に、要塞内部はメルヘンな雰囲気も。要塞から見渡す景色も見事です。要塞は丘のてっぺんにあり、街から20分程度公園内を歩いて行くこともできますが、駅近くのバスセンターやTheaterplatzという街中のバスセンターから出ている5番のバスでも行くことができます(1.6ユーロ)。私は行きはバス、帰りは徒歩でした。

 

f:id:doitsunotobira:20170822170244j:image

こんな感じの公園が旧市街から要塞まで続いています。

 

f:id:doitsunotobira:20170822165031j:image

街の中心にあるマルクト広場はとってもカラフル。コーブルク名物のソーセージスタンドから香ばしい匂いが漂っています。

 

旧市街を囲むように城壁や城門が残っており、中世ヨーロッパの雰囲気を感じることができます。

 

f:id:doitsunotobira:20170822170517j:image

 

また、要塞だけでなく、コーブルクの宮殿もなかなか見事です。こちらも雰囲気だけ。

f:id:doitsunotobira:20170822170719j:image

 

フランクフルトからは電車だと不便な場所にありますが、ニュルンベルクミュンヘンを拠点にして旅行をする方にはオススメです。レンタカーでの旅行であれば、フランクフルトからもドレスデンからも3時間程度です。

 

初めてのドイツ旅行であれば目的地としてまず選ばれないこの街。2度目の旅行先としては地味かもしれませんが、3度目以降の旅行であればぜひ訪れてほしいと思う街の一つです。

 

ドイツで外食をする際に私が気を付けていること

和顔で薄い顔の私。ドイツに来てからは顔だけではなく自分の存在感すら薄くなっている気がします。

 

存在感が薄くて困るのが、ドイツの飲食店でひとりでご飯を食べるとき。

 

ドイツの飲食店のサービスは日本と比べると恐ろしくゆっくりです。席に着いてからウェイターさんがメニューを持って来てくれるまでにやたらと時間が掛かります。

 

他の人と一緒の時でもそれは同じなのですが、一人でお店に入ったときには更に時間が掛かるということに気付きました。おそらく私の存在感の薄さも一因。

 

そういうわけで、ひとりで外食をする際には以下のことを気を付けるようになりました。

 

1. 落ち着く席を選ばない

 

以前はひとりの心細さからか、無意識についお店の奥の席や隅の方、柱の横などの席を選びがちでした。ドイツのお店は照明が暗いこともあり、私の姿は幽霊のように背景に溶け込んでいたはず。

 

2. 人が多いセクションに座る

 

人が多いセクションの方がウェイターさんが来てくれる頻度が高いので、気付いてもらえる確率も上がります。ひとりで外食するときには特に、つい空いている場所に行きたくなるのをぐっとこらえて人が多いセクションに座るようにしています。

 

3. 注文が決まったらメニューは閉じてしまう

 

これは夫に言われて初めて気付いたのですが、メニューを広げていると、注文が決まっていないと思われてしまうそう。今は注文が決まったらメニューは閉じてテーブルの隅(ウェイターさんが通る側)に置くように気を付けています。

 

4. ウェイターさんを見つめる

 

自分の席の担当だと思われるウェイターさんが近くに来たら、笑顔で見つめます。怪しいけれど。視線に気付いてもらえたら、人差し指を立てて「注文したいです」アピール。

 

5. 先に会計を済ませる

 

時間がないときや、お店が混んでいてサービスがゆっくりなときには、食事が運ばれて来たと同時に会計をお願いしてしまうと時間の節約になります。

 

 

これだけやってもやっぱりドイツの飲食店のサービスはゆっっくりなのですが、以前に比べると自分の存在に気づいてもらえるようになったような気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツの1人ご飯が寂しくない理由

美味しいものは誰かと一緒の方がより美味しい、とは思っているのですが、ひとりご飯が避けられないこともあります。

 

ひとりご飯は気楽でいいとも思うけれど、食事が運ばれてくるまで手持ち無沙汰だったり、美味しいねという相手がいなかったりというのがちょっと寂しいもの。

 

ところが、南ドイツのカジュアルなレストランではひとりご飯が寂しくないことも少なくありません。

 

なぜなら、相席になることが多いから。

 

ドイツの他の地域や、南ドイツでもミュンヘンのような大きな都市では違うのかもしれませんが、これまで訪れた街のレストランではかなりの確率で相席になりました。

 

今週末はコーブルクという小さな街までぶらりとひとり旅にやってきたのですが、昨晩食事をした地元のビール醸造所でもドイツ人の3人連れと相席になりました。

 

挨拶をして、「どこから来たんですか?」というような軽いスモールトークをして、食事が来たらお互い「グーテンアペティート(召し上がれ、みたいな食前の挨拶)」と言い合って、別れる時にも挨拶して、といった程度の交流ではあったのですが、ひとりで食事をしてるのに、ひとりじゃない感じがすごく心地良い。ひとりご飯のいいところと、誰かと一緒のご飯のいいところの両方をとったような気分でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツにパルテノン神殿!?

南ドイツの街にはオレンジ色の屋根のカラフルな建物が多く、「暖色」のイメージがあります。東ドイツは白や灰色の建物が多く、「寒色」のイメージ。

 

先日訪れた南ドイツの古都、レーゲンスブルクも思った通り「暖色」の街だったのですが、なんだか街のイメージから浮いてるよね?!と思ってしまったのがドナウ川河畔にそびえ立つヴァルハラ神殿。

 

1842年にバイエルン国王ルートヴィヒ1世によって建てられたこの神殿、見た目はまるでパルテノン神殿です。

 

f:id:doitsunotobira:20170820033044j:image

うっかり全体像を撮り忘れてしまったので一部のみですが、柱の一本一本が思った以上に大きく、遠くから見たときのハリボテ感は近づくとなくなります。

 

この神殿には歴史上有名なドイツ人の胸像が収められていて、随時更新されているようです。新しめの胸像ほど彫りが甘く、アインシュタインなんてつるりとしたものです。

f:id:doitsunotobira:20170820033422j:image

ドイツの歴史には詳しくなく、実はあまり興味もない私ですが、ここに来てよかった!と思ったのがこの神殿からの景色。

f:id:doitsunotobira:20170820033722j:image

宮本輝さんの小説でも、主人公がこの景色を眺めているシーンがあるとか。

 

f:id:doitsunotobira:20170820034117j:image

カップルや家族連れがピクニックをしていたり、結婚式の前撮りなども行われていたりして、ドイツのパルテノン神殿はかなり賑わっていました。

 

 

ドイツの選挙ポスター

9月の連邦議会選挙が近くなり、いよいよ田舎町でもあちこちに選挙ポスターが貼られるようになってきました。

 

私の住む街のバス通りには黒板くらいの大きさの広告板(というのでしょうか?)が2枚あり、普段は近隣の街のイベントやお祭りのお知らせやビールの広告などが貼られているのですが、今は政党のポスターがばーんと貼られています。

 

それにしても、ドイツの選挙キャンペーンのポスターはすごく自由。最初はそれが政党のポスターだとは気づかなかったほどです。

 

広告板に貼られてからしばらくの間、てっきり紳士服ブランドの広告かなにかだと思っていたこのポスターはドイツの自由民主党(FDP)のもの。

 

f:id:doitsunotobira:20170818000819j:image

 

党首が目線を下に向けているポスターなんて、ある意味斬新。

 

ところ変われば選挙ポスターも変わるということで、選挙のキャンペーンポスターの観察も面白いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ドイツ最古の〇〇に出会う旅〜レーゲンスブルク〜

ドナウ河、という響きはなんだかロマンチックだと思うのは私だけでしょうか。これといった理由は思い浮かばないのですが、ライン川やマイン川にはない何かをドナウは持っているような気がします。

 

レーゲンスブルクはドナウ河沿いの古都。ずっと行ってみたかった街のひとつです。

 

レーゲンスブルクの目玉の1つは、なんといってもドイツ最古&世界最古のソーセージ屋、Wurstkücheで食べるソーセージ!

 

f:id:doitsunotobira:20170815215223j:image

(↑食いしん坊すぎて写真を撮る前にソーセージは完食。これはお店のコースター。)

 

指の長さくらいの短くて細いソーセージが有名なのはニュルンベルクですが、レーゲンスブルクのソーセージも似たような感じです。独特なのはお店特製のマスタード。南ドイツでよく食べられている白ソーセージ用の甘いマスタードと同じような風味と食感。グリルソーセージに甘いマスタードというのは初めてでしたが、悪くないかも。

 

このお店はレーゲンスブルクのシンボルの1つでもあるドイツ最古の石橋のたもとあります。

 

f:id:doitsunotobira:20170815215255j:image

写真右手にパラソルがたくさん出ているのが世界最古のソーセージ屋さんです。お店の外にも中にも座ることができますが、お昼時には超満員。ソーセージとザワークラウトをパンに挟んでくれるテイクアウトも長蛇の列でした。

 

それでもドイツ最古の橋を眺めながらドイツ最古のソーセージ屋で食べるソーセージは格別。相席したドイツ人旅行者たちそれぞれの「ソーセージお国自慢」を聞くのもなかなか楽しいものでした。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ旅行の際には祝日のシステムに注意!

ドイツには国民の祝日的な祝日にプラスして、州や地域ごとの祝日が存在します。その多くがカトリック関連の祝日のため、カトリック教徒の多い地域のほうが、プロテスタントが多い地域より休みが多いということになります。

 

ちなみに今週の火曜日もカトリックの祝日。カトリック教徒の多いバイエルン州の多くの地域は休みだと思うのですが、他の地域は平常運転なよう。私の町はカトリック教徒が多いので火曜日は祝日ですが、電車で30分の別の街はプロテスタントが多いので休みではないそうです。

 

祝日が火曜日ということで、私の周りでは月曜日に有給をとり、自主的に長期休暇にしている人が多いようでした。夫も私も月曜日に休みを取り、せっかく連休だしということで世界遺産の街レーゲンスブルクまで日帰り旅行へ。

 

レーゲンスブルクカトリックの街なので火曜日が祝日なのですが、レストランで相席した別の州から来たドイツ人旅行者のカップルは、「明日休みなの?!」とびっくりしていました。

 

祝日には観光地の飲食店以外は閉まってしまうので、ドイツ旅行の際には目的地の祝日をチェックするのをお忘れなく!