ドイツ人にとって合理的なフォークの位置とは
ドイツでの日常のあれこれにも随分慣れてきたと思うのですが、いまだに慣れないというか毎回真面目に驚いてしまうのが、カフェやレストランでケーキをオーダーしたときのフォークの位置。
日本だとケーキと一緒にお皿に乗って出てくるか、お皿の横にナプキンと一緒に置いてもらえるのが普通だと思うのですが、ドイツではこうです。
ぶさっとケーキに突き刺さって出てきます。
ちょっとお洒落なティーハウスにいったときはこうでした。
遠慮がちに、でもしっかりとケーキの側面に刺さっています。
食いしん坊すぎていつも写真を撮る前に食べてしまうため、ケーキに突き刺さったフォークの写真の手持ちが少ないのですが、ドイツではこれはごく普通のことのようです。日本人ならぎょっとしてしまう光景ですが、ドイツ人は誰も驚きません。
なぜケーキにフォークを突き刺して持ってくるのかとうちのドイツ人(夫)に尋ねたところ、「そのほうが運ぶ途中で床に落とす心配がないから」とのこと。
ちなみに肉料理のナイフもよく肉に刺さって出てきます。
見た目より合理性、効率性を重視するドイツ人らしいといえばそうなのかもしれませんね。