ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツで毎日必ず持ち歩いているもの

ヨーロッパはどこも同じだと思うのですが、ドイツもトイレ事情が日本と比べて大変よろしくない。まずトイレの絶対数が少ないし、綺麗とは呼べないトイレの方が圧倒的に多いし、駅やデパートでさえトイレは有料のことがほとんどです。

 

そういうわけで、毎日必ず持ち歩いているのが1ユーロ硬貨。

 

トイレによっては入り口が改札のようになっていて、コインを入れないと入れないというところもありますし、入り口付近に座っている人にお金を渡してから入るというところもあります。トイレ使用料の相場は50セントから1ユーロ。

 

ドイツの鉄道の駅舎のトイレの多くは1ユーロを入れると駅のお店で使える50セントのクーポンが出てくるというパターンなのですが、たいてい駅のトイレを使うときには電車に乗る前のバタバタしているときなので、クーポンを使えたためしがありません。

 

また、トイレ料金とは別に、もう1ユーロ必ずバッグに入れて持ち歩いています。このコインは主にスーパーでカートを使用するためのもの。

 

ドイツのスーパーのカートは盗難防止のため、カート同士がチェーンでつながった状態で置かれていることがほとんどです。そのチェーンを外して使うためには1ユーロを持ち手付近のコイン投入口に入れる必要があり、使用後は前のカートのチェーンを自分のカートに差し込むことで1ユーロが戻ってくるというシステム。

 

たった1ユーロではありますが、ドイツ生活には欠かせない大事なものです。