ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツから小旅行〜アムステルダム〜お酒編

パスポートに押される入国/出国のスタンプは海外旅行の楽しみの1つだと思うのですが、EU内の移動の際にはそれがないのがちょっと残念。とはいえ、国内旅行の感覚で外国に行けるというのは良いものです。

 

先週末はドイツからアムステルダムに行って来ました。最寄りのニュルンベルク空港からたった1時間15分で到着です。アムステルダムは空港から市内までも電車で15分くらいなので、本当にあっという間に着いた感覚です。

 

アムステルダムに着いて改めて気付いたのですが、オランダ語ってドイツ語に似てる!字面を見てもそうは感じなかったのですが、車内のアナウンスなんかを聞いたり、レストランのメニューを口に出したりしてみると、ドイツ語の方言みたい!ドイツ人夫と2人でなぞなぞ感覚でオランダ語の意味を推測して盛り上がっていました。

 

それはさておき。

 

今回の旅の目的はオランダのビールを試すこと。

 

オランダといえばハイネケンですが、個人的な好みとしては、ハイネケンは味が薄い。きっと他にも美味しい地ビールがあるに違いない!!ということで、あちこちで飲み歩きました。それはもうあちこちで。

 

 

思っていた以上にオランダにはビール醸造所が多く、これまで聞いたことがなかったビールをいろいろ試しました。

 

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(↑ドイツのビールマグに比べると小さなグラスに入っているので驚きましたが、このビールはアルコール度数が高め。この量で出されるのも納得。)

 

しかし、どれもそれなりに美味しいのですが、どちらかというとさっぱりした味。個人的にはドイツ風のどっしりしっかり味があるビールが好きかも。

 

 

最終日のフライト3時間前に立ち寄った、オランダビールだけを扱うバー、Arendsnest  (http://www.arendsnest.nl/mobile/ )で店員さんに話を聞いたところ、アムステルダムではベルギー風のビールが主流で、ドイツ風のものはあまりないそう。確かにベルギービールを置いている店が多かった気がします。

 

最後の最後にその店員さんの友達がやっているというバーを紹介してもらい、駆け込みで行ったのですが、そこで出会ったオランダの蒸留酒、ジェネバがとても美味しく印象に残りました。

 

いわゆる「ジン」なのですが、オランダではストレートをビールと一緒に飲むことが多いそう。ちょこっとずついろんな種類を試させてもらい、気に入った一杯を頂きました。グラスから溢れるほどなみなみに注いでもらえましたが、これもオランダ流でしょうか?

 

そのお店で一緒に試した果物のリキュールも美味しく、オランダ飲んだくれ旅の大満足な締めくくりになりました。

 

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(↑これはプラムのリキュール。梅酒とはまた違う甘さと後味で、いくらでもぐいぐい飲めそうな恐ろしさ)