ドイツで外食をする際に私が気を付けていること
和顔で薄い顔の私。ドイツに来てからは顔だけではなく自分の存在感すら薄くなっている気がします。
存在感が薄くて困るのが、ドイツの飲食店でひとりでご飯を食べるとき。
ドイツの飲食店のサービスは日本と比べると恐ろしくゆっくりです。席に着いてからウェイターさんがメニューを持って来てくれるまでにやたらと時間が掛かります。
他の人と一緒の時でもそれは同じなのですが、一人でお店に入ったときには更に時間が掛かるということに気付きました。おそらく私の存在感の薄さも一因。
そういうわけで、ひとりで外食をする際には以下のことを気を付けるようになりました。
1. 落ち着く席を選ばない
以前はひとりの心細さからか、無意識についお店の奥の席や隅の方、柱の横などの席を選びがちでした。ドイツのお店は照明が暗いこともあり、私の姿は幽霊のように背景に溶け込んでいたはず。
2. 人が多いセクションに座る
人が多いセクションの方がウェイターさんが来てくれる頻度が高いので、気付いてもらえる確率も上がります。ひとりで外食するときには特に、つい空いている場所に行きたくなるのをぐっとこらえて人が多いセクションに座るようにしています。
3. 注文が決まったらメニューは閉じてしまう
これは夫に言われて初めて気付いたのですが、メニューを広げていると、注文が決まっていないと思われてしまうそう。今は注文が決まったらメニューは閉じてテーブルの隅(ウェイターさんが通る側)に置くように気を付けています。
4. ウェイターさんを見つめる
自分の席の担当だと思われるウェイターさんが近くに来たら、笑顔で見つめます。怪しいけれど。視線に気付いてもらえたら、人差し指を立てて「注文したいです」アピール。
5. 先に会計を済ませる
時間がないときや、お店が混んでいてサービスがゆっくりなときには、食事が運ばれて来たと同時に会計をお願いしてしまうと時間の節約になります。
これだけやってもやっぱりドイツの飲食店のサービスはゆっっくりなのですが、以前に比べると自分の存在に気づいてもらえるようになったような気がしています。