ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツで通販をためらう理由

ドイツは本当に先進国なのかと疑いたくなること、それは郵便および宅配事情の酷さ。

 

ドイツ在住日本人ならきっと少なくとも一度はブログやSNSで不満をぶちまけているだろうと思われますが、私もぶちまけます。

 

これまで何度か通販で買い物をしたのですが、ドイツで通販をすると以下のような目に遭います。しかも結構な確率で。

 

1.  「荷物持ってきたけどいなかったから持ち帰ります。また来ます。」という不在通知的なものがポストに入っているが、連絡先がわからないし、いつ来るかも不明。3回目でアウトなのか、営業所まで取りに来るようにという紙に変わっている。重い荷物だと大変。

 

2. Amazonプライムで翌日に届くというお知らせメールが来ていたのに荷物は来ない。不在通知もない。

 

3. 荷物が届く予定日に家で1日待ち構えていたにも関わらず、不在通知が入れられている。つまり、チャイムも鳴らしていない。

 

4. 不在通知に近所の花屋に荷物を預けているから(宅配業者の営業所の代わりのようなもの?)受け取りに行くよう書かれているものの、花屋の営業時間がやたら短いのでなかなか取りに行けない。

 

5. 荷物を勝手に近所の人に預けてある(私も近所の人の荷物を預かったことがあります)。

 

6. 荷物がアパートのオートロックのドアの前に放置されている。もしくは半分以上ポストから出た状態でねじ込まれている。

 

 

ドイツでは基本的に時間指定なんてできないので、荷物を受け取るだけで本当に一苦労。私はドイツのAmazonプライムに入っているのですが、商品の発送自体は翌日であっても荷物を翌日に受け取ることができたためしがないので、プライムに入っている意義は一体なんなのかと思ってしまうほど。

 

そんなこんなで最近は通販はできるだけ避けるようになりました。Amazonより多少値段が高くても、持って帰るのが重くて大変なものでも、あえて町のお店で買うほうがイライラしなくて済みます。

 

ちなみにドイツには個人が経営する小さな商店が多いのですが、こういった小さなお店が生き残っているのは、通販ではなくお店に足を運ぶ人が多いからだと思うのです。もしかするとドイツの宅配業者はあえてサービスを悪くすることで人々をオンラインショップではなく町の店に向かわせているのかも…?

 

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(↑近所の人に預ける、というのも荷物の受け取り方のオプションに入っているみたい。でも私はそんなオプション選んだ覚えはありません...)

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