ドイツでの肌のお手入れ*その2
ドイツの硬水は手強い。
髪だけではなく、全身の肌がギシギシになります。
日本にいた時にはひじ、ひざ、かかとにクリーム塗るくらいでしたが、そんなもんでは追い付きません。
ふくらはぎや二の腕の裏側や、挙句の果てにはお腹まわりが粉をふく始末。
そういうわけで、ニベアのボディーローションを使っています。
右側の青いボトルは夫のもの。左側の白いものが私の。
両方使ってみましたが、青いボトルのもののほうがより伸びが良くて香りも控えめ。
とはいっても、白いボトルのものも伸びが悪いわけではありません。
シアバターのような香りがするので、香りは実物を確認したほうが良いかも。
しっとり感は断然白いボトルの方があります。48時間続くと宣言しているだけあって(シャワーを浴びれば落ちるので、48時間続くかどうかはわかりませんが)。
白いボトルの方は青いものに比べて若干値段は高くなりますが、おすすめです。
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ドイツでの肌のお手入れ*その1
硬水のせいで肌荒れ。
ドイツ在住日本人共通の悩みだと思います。
肌が弱いこともあってもともとシンプルなケアしかしていませんでしたが、ドイツに来てからはよりミニマルなケアになりました。
クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→保湿クリーム
という日本でのお決まりのコースはやめて、
ふき取りクレンジング→保湿クリーム
以上!
ビオデルマのクレンジングをコットンに含ませてふき取った後は、ぬるま湯でさっと洗った後、タオルで顔を拭かずにそのままラロッシュポゼのターマルウォーターをバーッと吹きかけてます。硬水の水を顔の上から洗い流す感じ。
その後まだ顔が濡れてる状態で保湿クリームを塗っておしまいです。
半信半疑ではじめたドイツ流の肌のお手入れ。
これでいまのところ硬水にも乾燥にも負けず、なんとか踏ん張っています。
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ドイツの髪ギシギシ問題
剛毛でくせ毛の私の髪。
これまでドイツに遊びに来るときには、必ず日本からシャンプーとトリートメントを持参していました。
泡立たないシャンプー。
いつまでもヌルヌルがとれないトリートメント。
硬水のせいで乾かした髪はギシギシ。
日本に帰るころには髪はボロボロでした。
そこで、今回は滞在期間も長いし、ドイツの水にはドイツのシャンプーのほうが合うのかも、とドイツの製品を試してみることに。
スーパーでも買えるシュヴァルツコプフ。
なんとなく剛毛に効きそうなパッケージ、と思ったらビンゴでした。
もとが剛毛なのでサラッサラというわけにはいかないけれど、ギシギシ感はなし。
髪を乾かす前にはApotheke(薬局)で買ったアプリコットカーネルオイルを毛先に少し。
ほんのりナッツのような香りがします。
ちなみにうちのドイツ人(夫)はこのシャンプーを使っています↓
カフェインシャンプー??
真っ青なジェル状なのでぎょっとしましたが、こっそり試してみたところ、悪くないかも。
ドイツの男性には世代を超えて愛されているらしいです(夫談)。
ドイツのおコメ事情
好きなんです、ドイツパン。
赤ちゃんの頃からお粥よりパン粥が好きだったというくらい、パンが好き。
でも、どうしたって白米が食べたくなるときがあります。
そんなとき便利なのが
ミルヒライス!
もともとはミルクと砂糖で甘く煮たデザートにするためのお米。
どのスーパーにも必ず置いてあり、かつSUSHI RICEなる日本米もどきよりもずっとお安いこのお米。意外と日本のお米の味と似ていることをドイツ生活の先輩ブログで知りました。
あまりにも安いものは粒が割れたものが多いので、ちょっと注意です。
とはいえこのお米も500グラムで2ユーロしないくらい。
お米と水の割合は1対1.2程度。
夫へのプレゼントだった鳥獣戯画一合枡がこんなところで役に立つとは。
昆布の切れ端を入れて、30分程度吸水。
ふたを閉めたら一番強い火力で(うちのコンロだと9)一気に沸騰させます。5分もすればぼこぼこ沸騰してきます。
沸騰したら、赤子が泣いてるわけではないけれど、蓋をとっちゃいます。
そしてスプーンで混ぜます。こうすると鍋の底の焦げ付きがかなり軽減されるのです。
沸騰したら弱火にして(うちのコンロでは3)14分。
こんなふうにぶくぶく泡が出てきたら、またしても蓋を開けて混ぜます。これはちょうど弱火にして7分ごろ。
14分経ったら火を止めて、10分蒸らします。電気コンロはなかなか冷えないので、コンロから鍋を別のところに移動させることを忘れずに!
お米がお米なだけに、ものすごく美味しい!!というわけにはいかないけれど、
白米が食べたい欲求を満たすには十分。
例えるなら、学食の白ご飯くらいのレベルのごはんは炊けるということが判明しました。
ドイツで風邪をひいたら
ドイツの春は天気が変わりやすく、さっきまでは半袖でも暑かったのに、急にコートが必要になるほど寒くなるということもしばしば。
空気も日本に比べると乾燥しているので、風邪を引きやすくなります。
私も早速風邪でダウン。
日本だったらちょっと喉の痛みや鼻水が出るなどの症状があったら耳鼻科に駆け込んで薬をもらっていたけれど、外国ではそうもいかず。
今回は風邪薬に頼らずドイツ流で風邪を治してみることに。
サルバイテー(セージティー)とトランスプルミン。どちらもApotheke(薬局)で買えます。
セージは喉の痛みに効果があるそうで、のど飴も売ってあります。日本ではあまり見かけませんね。妊婦さんはセージは避けたほうが良いようなので、そのせいでしょうか。
セージティーはスーパーにも売ってあるのですが、薬局で買ったもののほうが断然苦く(当然美味しくはない)、効き目がある気がします。
普通に飲んでももちろんいいし、お鍋にティーパックを入れて、その蒸気を吸い込むのも効果があるそう。
そしてトランスプルミンはミントのようなユーカリのような独特な香りの軟膏で、お湯に溶かしてその蒸気を吸ったり、胸にすり込んだりすることで鼻づまりや痰のからみを軽減するもの。
これ、抜群に効きます!!
これまでもドイツに行ったらいつも買い込んできてました。
ちなみに写真の白い容器はトランスプルミン専用の吸入容器。
上の部分に顔をあてて蒸気を吸い込むようになっているのだけれど、どうがんばっても私の顔にはフィットせず、蒸気が逃げる。
一方でうちのドイツ人(夫)の顔にはぴったりフィット。
・・・彫りの深い人たち用ですか。そうですか。
しょうがないので私はタオルをかぶって使っています。
ドイツへの引っ越しと恐怖の税関ZOLL
今回ドイツへ引っ越すにあたり恐れていたもの。
それは恐怖のドイツ税関、Zoll。
「自分の荷物なのに高い関税を取られた」
「はるばる遠い税関まで重い荷物を引き取りに行かされた」
などなど、先輩たちの恐怖体験があちこちのブログにつづられています。
ということで、いろいろな方々のアドバイスに従って、荷造りと発送をする際には以下のことに気を付けました。
ちなみに、私は家具類は必要なかったので、仕事道具や日用品、食品、本、洋服類などを中サイズの段ボール5箱、郵便局から郵送しました。
① それぞれの箱の中に入れるものを床に並べて写真を撮る
これは後でインボイス(内容物のリスト)を書くときに必要。先に荷物を詰めてしまうと「あれって何個いれたっけ?」となってしまうので。
② 複数個送るものはできるだけ入れる箱を別々にする
重要なのは売り物ではないと示すことなので、化粧品やサプリなど複数個送る場合はばらしたほうがリスクが低くなります。
③ 新品のものは新品に見えないように細工をする
これは売れるものではないと示すために、タグを外す、袋から出す、箱に入っているものは箱から出す、化粧品のパッケージにはマジックでPRIVATEとでっかく書いたり、ばってんをつけたり。
※お土産類は「ギフト」として記入するのでパッケージはそのままにしました。
④ インボイスは郵便局HPからダウンロードしたものを使用し、3枚コピーする
送り状に無理やり書こうとすると欄が足りません。ここは素直に別用紙を使用。
送り状には See the attached document と書きます。
そして、必ず3部用意してください。
1枚目→箱の中へ
2枚目→郵便屋さんに渡す(インボイスを入れる透明な袋を箱に貼ってもらえます)
3枚目→自分用の控え これが重要!!!!
⑤ インボイスに書く内容物の価格はできるだけ低くする
使用済みの服は0円、未使用の化粧品などもかなり低めの値段を記入。
⑥ 日焼け止めやローションには「no alcohol」と注意書き
アルコール入りのものはドイツには送れないそうなので、アルコールが入っていないものを選び、かつその旨も明記。
⑦ 段ボール箱の外に"Umzugsgüter" (引っ越し荷物)と大きく書く
とにかくこれは売り物ではありませんアピール。複数個ある場合は1/5(5箱あるうちの1箱目)、2/5(5箱あるうちの2箱目)というふうに箱に書いておくとさらにわかりやすい。
たった5箱なのにえらく大変な思いをしましたが、これだけやって
なんと5箱中4箱が税関に引っかかり、呼び出しをくらいました!!!!!!
Zollからお手紙が来てしまったら、取りに行って関税を払わない限り引き取ることはできないというので、かなりおびえながらZollへ。
この時役に立ったのが3枚目のインボイスと「引っ越し荷物」の表記。
Zollでは箱を開けさせられると聞いていたけれど、控えのインボイスを見せて内容物は引っ越し荷物である旨を説明したら、関税はかかりませんでした!
4箱の段ボールとはいえかなり重いものもあったので、建物の裏の搬入口から荷物を受け取り、車で家まで運んでなんとか無事終了。せめて家まで郵送してくれればよいものを…。
とにかく税金を取れるところから取ってやろうというドイツの気合いを感じた引っ越しエピソードでした。
自己紹介
仕事の関係で南ドイツの小さな街にやってきました。
1年間という期間限定のドイツ生活が始まって約1か月。
ドイツ語と苦戦しつつも、新しい生活を楽しめる余裕が少し出てきたところ。
ブログは自分のための備忘録でもあるけれど、私がドイツ生活の先輩たちのブログに助けられたように、私のブログがドイツで生活する誰かの役に立てれば嬉しいです。