ドイツ版の生姜湯にはまる
寒い寒いドイツ。来週は最高気温が4度の予報が出ています。
寒い外から家に帰ったときに欲しくなるのがあったかい飲み物。
最近良く飲んでいるのがこちら↓
Ingwertee (イングヴァーテー)と呼ばれる生姜茶です。
生姜茶、といっても紅茶に生姜のフレーバーをつけたものではなく、みじん切りの乾燥生姜がそのままティーバッグに入ったもの。まさに、生姜湯です。一応ハーブティーのカテゴリーになるのでしょうか?
ドイツではいろんなメーカーが生姜茶を出していて、レモン生姜、オレンジ生姜、ハチミツ生姜などなどあらゆる生姜茶があります。いくつか試してみたけれど、シンプルで生姜の主張が強いTeekanneのものが気に入っています。そのままで生姜のピリピリした辛味を楽しんでもよし、ハチミツを加えても美味しいです。
ちなみに、カフェで生姜茶をオーダーすると、お湯に生姜が数切れ浮かんだものが出てくるみたい。Tee=紅茶と思っているとびっくりしそうですね。
手軽に生姜湯(的なもの)が楽しめるので、ドイツのお土産にも良さそうです。
ドイツの寒さ対策にヒートテックよりも効果的だと思うもの
ドイツもすっかり寒くなり、外出にはコート、手袋、マフラー、帽子が必須。
いまからこんなに着ぶくれていたら先が思いやられますが、寒いものは寒い。
多くの日本人にとって寒い日に手放せないのがヒートテックではないでしょうか。
ババシャツとして仕込めば、着ぶくれを防げる優れもの。
クリスマスマーケットの時期も近付き、日本からドイツへの旅行を考えている方も、きっとヒートテックは持って行かなきゃ!と思っていると思います。
私も日本からヒートテックと極暖ヒートテックを持ってきていたので、寒さ対策はばっちり!と思っていたのですが、しばらくヒートテックを着用して過ごしてみたところ、ドイツの冬にはヒートテック、特に極暖ヒートテックはあまり向かないのでは、と思うようになりました。
その理由は屋外と室内の気温差。
屋外は極寒でもドイツの建物の中は暖かく、家の中もお店の中も20度前後に保たれています。この場合何が起きるかというと、外から建物の中に入ったときにものすごく暑いということ。
先日も気温4度の中スーパーに行く用事があったので、極暖ヒートテック、長袖カットソー、コート、マフラー、帽子という格好で外に出ました。外を歩いている間は快適だったのですが、ヒートテックが優秀すぎてスーパーに入った途端汗をかく羽目に。
ヒートテックは化繊なので、乾いているときは暖かいけれど、汗をかくと冷たくなってしまいます。ひんやりしたヒートテックは気持ちが良いものではないし、そのまま外に出たら余計に冷えてしまいそう。
そこで最近私が愛用しているのが、同じく日本から持ってきていたモンベルのメリノウールのババシャツ(アフィリエイトリンクではありません)↓
このメリノウールのババシャツが優れている点は以下の通り
1)メリノウールは寒いときには体を暖かく、暑いときには涼しく保つ効果があるそうで、気温差がある状況に最適。秋から春まで長く着られる
2)吸水性、速乾性があり、汗をかいてもひんやりべたつくことがなく、いつでも快適
3)メリノウールは化繊と違い、汗をかいても臭くなりにくい
4)ウールなのにチクチクせず、ヒートテックと同じくらい薄くて軽い
5)ウールなのに洗濯機でガンガン洗ってもびくともしない丈夫さ
そして、欠点は
1)ヒートテックより値段が高い
2)色のバリエーションがあまりない
以上!
確かにヒートテックが1000円程度で買えるなか、同じババシャツに4倍の値段を払うのは気が引けるのですが、機能性を考えるとその価値はあると思っています。
特に、これから寒いドイツに旅行に来る予定のある方にはお勧めです。
一日中ずっと外にいるということであればヒートテックでも良いと思いますが、歩き回りながらかわいいお店をちょっと覗いたり、カフェに立ち寄ったりと屋外と屋内を行き来するのであれば、ヒートテック、特に極暖ヒートテックは汗をかいてしまう可能性大です。
なお、モンベルのメリノウールのババシャツには薄手と厚手があり、私が愛用しているのは薄手の方。厚手はアウトドアなどに向いているそうなので、街中の観光には暑すぎるかもしれません。
ババシャツとしてはちょっとお値段はしますが、冬のヨーロッパ旅行のお供としてお勧めします!
ドイツ人らしさが見えるもの
やる気のないショーウィンドウは、きっとドイツあるあるのひとつ。
取りあえず商品をぽいっと置いただけだったり、ちょっと工夫して秋らしくしようと思ったのか落ち葉がゴミみたいに散らばっていたり。お店の顔であるはずのショーウィンドウなのに、お洒落に飾ろうというやる気が全然感じられません。
ドイツ生活も半年が過ぎ、やる気のないショーウィンドウにはいちいち驚かなくなっていたのですが、先日のイタリア出張から帰ってきたら、改めてドイツのショーウィンドウのダサさにびっくり。
見た目よりも質が大事!というドイツ的な感じも決して嫌いではないんですけどね。
旅行には必ず持って行くドイツのもの
旅行のときに必ず鞄に放り込んで行くのがドイツの薬局で買ったセージティー。喉の痛みに抜群に効きます。
旅行中は飛行機やホテルの空気が乾燥しているのと、外で埃を吸い込むのとで喉が痛くなりがち。
大抵ホテルには湯沸かし器が付いているので、寝る前にお茶をいれて飲んでおくと喉のイガイガ感がかなり緩和されます。
今回のイタリア出張でも喉が痛くなったのでセージティーを入れようと思ったのですが、ホテルには湯沸かし器がなく、フロントに行ってもお湯がもらえませんでした。
どうしよう…と悩んだ末にやってみたのが
水出しセージティー。
ティーバッグの紐をちぎって、そのままペットボトルに放り込んでみました。
荒技すぎるかと心配しましたが、意外と良いかんじ!渋みも出ないので、数時間そのままにしてても大丈夫でした。あくまでも水なので身体は暖まりませんが、なにも飲まないよりはマシなはず。応急処置的には使えそうです。
ドイツとイタリアで違うもの【イタリア編】
出張でイタリアに来ています。夜にホテルに着いて以降何度となく「あれ?窓開いてない?!」と思って確認をしたのですが、窓は閉まっています。
なのに車の音も人の声も通りのカフェでグラスがなる音まではっきり聞こえます。なんなら部屋の空気も動いているような気さえするのです。
ドイツ人の夫が日本の私の家に来ると、いつもいつも「窓開いてない?」と聞いてきていた理由がようやくわかりました。
ドイツの家の窓は二重窓が多く、密閉性が高く、窓を閉め切ると外の音も空気も入ってこないという高機能。これに慣れてしまうと、普通の窓は「ちゃんと閉まっている」気がしなくなってしまうみたいです。
ドイツでは見かけないもの【イタリア編】
出張でイタリアに来ています。
噂には聞いていたけれど、本当にあるんですね、ビデ。トイレのドア開けてびっくりしました。
あとは、これ。
コンセントが縦3つの穴だったので、失敗した!!と思ったのですが、ドイツのCタイプのコンセントが上と下の穴にピッタリはまるので大丈夫でした。
ドイツのコットン事情
メイク落としはふき取り派という人にとって重要なのがコットン。毛羽立ってもダメだし、ツルツルすぎてもダメ。ふんわりしつつもちゃんと汚れは取ってくれる丈夫さも必要です。
いろいろ試して気に入っていたのがMüllerオリジナルブランドの大判コットン(写真右側)。
最初は大きすぎる気がしたのですが、これにたっぷりふき取りクレンジングを含ませれば、表と裏で顔全体さっぱり落ちます。
同じブランドだし、もう少し薄いものをと思って試したのが左側。これが私的には失敗でした。
大判のほうのフワフワ感とは違い、かなりザラザラ。表面にダマがあるかんじが伝わるでしょうか。
これをどうやって消費しようかと目下悩み中です。掃除用にしようかな?