ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツとイタリアで違うもの【イタリア編】

出張でイタリアに来ています。夜にホテルに着いて以降何度となく「あれ?窓開いてない?!」と思って確認をしたのですが、窓は閉まっています。

 

なのに車の音も人の声も通りのカフェでグラスがなる音まではっきり聞こえます。なんなら部屋の空気も動いているような気さえするのです。

 

ドイツ人の夫が日本の私の家に来ると、いつもいつも「窓開いてない?」と聞いてきていた理由がようやくわかりました。

 

ドイツの家の窓は二重窓が多く、密閉性が高く、窓を閉め切ると外の音も空気も入ってこないという高機能。これに慣れてしまうと、普通の窓は「ちゃんと閉まっている」気がしなくなってしまうみたいです。

 

 

 

 

ドイツでは見かけないもの【イタリア編】

出張でイタリアに来ています。

 

噂には聞いていたけれど、本当にあるんですね、ビデ。トイレのドア開けてびっくりしました。

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あとは、これ。

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コンセントが縦3つの穴だったので、失敗した!!と思ったのですが、ドイツのCタイプのコンセントが上と下の穴にピッタリはまるので大丈夫でした。

 

ドイツのコットン事情

メイク落としはふき取り派という人にとって重要なのがコットン。毛羽立ってもダメだし、ツルツルすぎてもダメ。ふんわりしつつもちゃんと汚れは取ってくれる丈夫さも必要です。

 

いろいろ試して気に入っていたのがMüllerオリジナルブランドの大判コットン(写真右側)。

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最初は大きすぎる気がしたのですが、これにたっぷりふき取りクレンジングを含ませれば、表と裏で顔全体さっぱり落ちます。

 

同じブランドだし、もう少し薄いものをと思って試したのが左側。これが私的には失敗でした。

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大判のほうのフワフワ感とは違い、かなりザラザラ。表面にダマがあるかんじが伝わるでしょうか。

 

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これをどうやって消費しようかと目下悩み中です。掃除用にしようかな?

ドイツの商品パッケージあるある

ドイツというよりはヨーロッパあるあるかもしれません。

 

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裏面は原材料や使用説明の他言語翻訳でびっちり。

 

DEがドイツ語、FRがフランス語、ITがイタリア語というのはぱっと見でわかりますが、他は何語なのか気になったので調べてみました。

 

HR クロアチア

SL スロベニア
HU ハンガリー
ES スペイン

 

だそうです。

 

こうやって各言語を並べてみると、似ている単語があったり、文の構造の違いがなんとなく見えてきてちょっと面白いかも。

 

ちなみに、スペイン語だけは、他の言語はそのまま英語で残している"Duchesse Beauty Tip"もスペイン語に翻訳してあるのを発見。

 

友人が産業翻訳の仕事をしているのですが、自分が担当ではない言語の部分も他の言語とズレがないか確認しないといけなくて大変だ言っていたので、おそらく見落とされてしまったのか、はたまたスペイン語翻訳の人が修正の指摘を無視してそのままにしてしまったのかも。スペイン語圏っぽいミスだと思ってしまったのは私のステレオタイプでしょうか??

 

 

 

 

 

ドイツのタッパーといえば

以前購入したemsaのタッパーは、職場へランチを持って行くときに大活躍しています。水漏れしないのはもちろん、サラミやチーズなど匂いが強いものを入れても匂いがバッグの中に充満することもない優れもの。

 

今回は(おそらく)一番小さいサイズのものを旅行用に購入しました。

 

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(↑水を入れても漏れません)

 

何に使うかというと、化粧落としに浸したコットンを持ち運ぶため。

 

ドイツに来てからはメイク落としはふき取り用のビオデルマを使っていて、2〜3泊の旅行や出張のときにはビオデルマに浸したコットンを日数分ジップロックに入れて持ち運んでいました。

 

これも悪くはないのですが、ジップロックだと他の荷物に潰された拍子に染み込ませたメイク落としがコットンから染み出してしまい、袋の中がヌルヌルになるのがちょっとストレスでした。

 

今回は6泊の出張なので、ジップロックではなくタッパーに入れてもっていくことにしました。これなら漏れる心配もないし、コットンが乾いてしまう心配もないはず!

 

 

 

 

 

ドイツの肉屋で気になっていたものをついに買ってみた

ドイツでの生活も半年近くなりました。最初の頃は恐ろしい場所だと思っていた近所の肉屋にも通い続け、シュニッツェル以外の肉やソーセージもきちんと買えるように。

 

実はこの肉屋でこれまでずっと気になっていたけれど買うのを躊躇していた商品があったのですが、渡独半年記念(?)ということで思い切って買ってみました。

 

それがこちら↓

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 25センチくらいある巨大なソーセージの中にソーセージと野菜が入ったもの。

 

ゼリー寄せみたいになっているのかとずっと思っていたのですが、中に入っているのはスープで、袋の中身をそのままお鍋に入れたらソーセージスープができるということでした。

 

思い切ってご主人に聞いてみて良かった!

 

どんな味なのか楽しみです。食レポはまた今度!

ドイツ人が風邪をひいたら食べたくなるものとは

アメリカに住んでいたころは、車酔いをすれば同乗者からコーラを差し出され、機内でお腹が痛くなったときには「生姜はお腹にいいから」とCAさんからジンジャーエールを流し込まれ、風邪をひいたときには友達が鍋いっぱいのチキンヌードルスープを持ってきてくれたものです。心遣いはありがたいけれど、体調が悪いときにベタベタに甘いソーダやチキンスープは正直結構しんどい。

 

ちなみに、私の夫はめったに体調を壊さないのですが、過去にインフルを2度ほどと、ノロウィルスを1度私がうつしてしまったことがあります。こういうときにはやっぱりお粥でしょう!ということでお粥を炊いて食べさせていました。

 

そして少し前に珍しく夫が風邪でダウンしてしまったときにもお粥を炊こうとしたところ、衝撃の告白が。

 

「今まで言わずにいたけど、実はお粥大嫌いなんだよね。」

 

 !!!

 

それならそうと最初に言ってくれればよかったのに!!と思いましたが、さすがにインフルやノロのときには身体がきつすぎてそれどころじゃなかったそうです。

 

そしてお粥のかわりにリクエストされたのがこれ↓

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ツヴィーバックとよばれるラスクのようなクラッカーみたいなもの。こんなパッサパサのもので栄養とれるんだろうか…と心配になりましたが、小さい時から体調を壊したらこれだったそう。

 

確かに、身体が辛いときに受け付ける食べ物って子供のときに食べさせてもらったもので、大人になっても同じものを求めるような気がします。日本人にとってのお粥はドイツではこのツヴィーバックみたいです。