ドイツのバーベキューに見る個人主義
食事の席で「それひと口ちょうだい」と言われるのが嫌いという人、結構いるようですね。私はむしろご飯はみんなで分けたい派。
ドイツのレストランでは基本的に自分のお皿のものを他の人と分けたり、一皿を何人かで取り分けるということはしないということは知っていたのですが、まさかこのルールがバーベキューにも当てはまるとは思っていませんでした。
こちらにきてから何度か友人やご近所さんのバーベキューに呼んでもらうことがあったのですが、自分が食べるもの飲むものは持参するというスタイルがほとんど。それぞれが好きなものを持ち寄って、他の人とシェアすることなくそれぞれが食べているというのはなんだか新鮮。たまに「ポテトサラダいっぱい作ったからみんな食べてね」というような人もいますが、「自分のものは自分で」という個人主義的バーベキューが主流のようです。
ちなみに先日友人がもってきていたバーベキュー用の一品ですごく美味しそうだったのがフェタチーズ。フェタチーズの上にローズマリーとセージを乗せて、アルミホイルで包んだものをグリルで焼いていたのですが、香りもいいし、グリルすると食感も変わるそう。「ひと口ちょうだい」と言いたいところをぐっとこらえつつ、次にバーベキューにいくときには真似しようと横目で眺めていました。
↑バーベキューのお供におすすめなパプリカの酢漬け。