ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツで短期語学留学をする際に気を付けること

私が仕事の関係でドイツにやってきたのは4月。職場でも学校でも、日本では4月は新しいスタートの月ですね。

 

せっかくドイツに来たのだからということで、語学学校に通うことにしたのですが、実は4月というのはドイツで語学留学を始めるにはあまり適していない時期だということがこちらにやってきてからわかりました。

 

大学を通して留学をする人や、ミュンヘンやフランクフルトのように大きな町や留学生が多い街に留学をする人、代理店を通して留学をする人、ドイツ語はマスターしていてブラッシュアップをしたいだけという人はおそらく大丈夫だと思うのですが、「ドイツ語初心者の大人が個人で短期の語学留学」をしようと思ったら、4月スタートは避けたほうが良いかもしれません。

 

私が住んでいる街はあまり大きくないので、この街でドイツ語を学ぼうと思ったらVHSと呼ばれる市民大学の講座を受講するか、1校だけある語学学校に通うかという2択しかありません。

 

VHSでオファーされている授業もそんなにたくさんあるわけではなく、A1,A2(初心者)レベルの授業はすでに3月には始まっており、4月以降追加履修は受け付けていませんでした。そして、街の語学学校のHP上ではすべてのレベルの授業が開講されていると表示されていたにもかかわらず、実際に申し込みをしたところ、3月以降A1,A2レベルの授業は開講されていない(3名以上の申し込みがないと開講できない)と言われてしまいました。

 

仕方がないのでこの1か月は電車で30分ほどのやや大きめの街まで出かけて行って、夜間の授業を週2回受講しています。しかしこの授業も3月から始まっていたので、私は途中からの参加になってしまいました。

 

地元の語学学校には週に1度は電話をかけて、A1,A2レベルの開講予定がないかどうかをしつこく尋ねていたのですが、5月の終わりになってようやく私を入れて3名が揃うということで授業に申し込むことができ、今日から授業がスタートです。とはいえ、私以外の2名は4週間しかドイツにいないらしく、4週間後にまたこの学校で授業を受けられるのかはわからない状況。

 

どの学校もB1、B2レベルの授業は通年で開講されているようですので、ドイツ語初心者でなければ問題はそんなにないのかもしれません。

 

もしドイツ語は初心者レベルだけどドイツで短期語学留学をしてみたいという方は、できるだけ7月から9月の夏休み期間を狙うか(海外からの学生が多い時期)、新学期が始まる秋(ドイツの大学に留学を始めたり、仕事で赴任してきたりする人たちが多い時期)以降が確実だと思います。ただし、夏の期間はクラスの人数も増えるようですので、3月からの留学が可能であればそちらもおすすめです。

 

ちなみに、現在通っている夜間のクラスのクラスメートはルーマニア人3人、イラン人1人、セルビア人1人、インドネシア人1人。みんなドイツで仕事をしながら勉強をしているので、良い刺激をもらっています。久しぶりに学生に戻ってみるのも悪くないですね。

 

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