ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

【ドイツ旅行の旅支度3】スーツケースの中身

機内持ち込みバックの中身のリストに引き続き、今回は2週間のプライベートドイツ旅行のスーツケースの中身リストです。

 

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スーツケースは機内持ち込みサイズの小さいもの。 移動が車の人はあまり関係ないですが、ドイツを列車で移動しようと思う方はとにかくスーツケースは小さい方がおすすめ!どうしても荷物が多くなるという場合は、大きいスーツケース1個よりも、持ち込みサイズ2個のほうが動きやすいと思います。

 

 

【着るもの】

 

機内ではワイドパンツ、白の半袖Tシャツ、黒のロングカーディガン、黒のフラットパンプスを着用。ブラ、ショーツ、タンクトップ1セットは予備として機内持ち込みしました。

 

◯ ブラとショーツ2セット

◯ エアリズムタンクトップ2セット

◯ パンプス用インナーソックス2セット

◯ スニーカー用インナーソックス2セット

◯ パジャマ用薄手のTシャツと短パン

◯ 薄手のバスローブ

◯ メリノウール長袖インナー1枚

◯ 白のドレープネックTシャツ1枚

◯ 黒のドレープネックTシャツ1枚

◯ デニムシャツ1枚

◯ ストレッチジーンズ1枚

◯ シャツワンピース1枚

◯ 差し色の長袖カーディガン2枚

◯ 厚手のカシミヤストール

 

なお、機内持ち込みサイズのスーツケースに全てを入れるために、以下のことに気をつけています。

 

1. すべてのトップスがすべてのボトムに合わせられる

2. 重ね着ができる

3. 手洗いができる素材

4. アクセサリーや小物で変化がつけられるようにシンプルなデザインのもの

 

 

下着の数が少ないのではと思われるかもしれませんが、自分が着ているものが1セット、機内持ち込みバックの中に予備で1セット、スーツケースに2セットあるので合計4セットあることになります。下着は毎日手洗いするので、何ならスーツケースには1セットでも事足りるかもしれません。

 

ヨーロッパは朝晩の気温差が大きく、また急に寒くなることもあるので、体温調節がしやすいメリノウールの長袖インナーがあると安心。半袖の下に着てカーディガンを上から着ればわからないし、シャツやワンピースの下にも着ることができます。薄手で乾きやすいので、旅行にはもってこいです。

 

白Tシャツはなにかと着回しが効いて便利なのですが、持って行くなら安いものを。旅行中は汚れやすいし、ドイツで洗濯をすると水質のせいで白シャツはグレーに変色するからです。

 

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デニムシャツは日本ではそんなに着ないのですが、海外ではなぜかよく着ています。色が濃い目のものだと出張時に重宝する黒のタイトスカートなどにも合わせられるし、プライベートの時はパンツに合わせたり、黒のワンピースの羽織にしたりと便利な1枚。

 

ジーンズはちゃんとした厚手のものは嵩張るし重いので、旅行の時は薄手のストレッチのものを持っていきます。長時間電車や車に乗っても疲れないのが重要。

 

滞在先にアイロンがあるのであれば、膝下丈のシャツワンピは着回し力がある強い味方です。共布のベルトをすればレストランでの食事にも着ていけるし、ボタンを開けて羽織として着ることもできます。肌寒い日はカーディガンを羽織っても。アイロンがない環境のときは、シワにならないカットソー地のワンピースも便利です。

 

今回はひたすらモノトーンな服ばかりだったので、鮮やかなブルーとフューシャピンクの長袖カーディガンの2枚を持ってきました。どちらも薄手のコットン素材のもの。肌寒いときはボタンを閉じてカットソー的に着ることもできるし、Tシャツに羽織ったり肩にかけたり。変化が出るので、どの写真も同じ服装というのが避けられます。荷物を減らすことを考えたら、カーディガンは1枚でも良かったかなというのが今回の反省点ではありましたが。

 

 

今回のヨーロッパ旅行で一番活躍したのが厚手のカシミヤストール。昼間は30度近くまで気温が上がっても、夜は12〜3度くらいまで下がることもあります。トレンチコートくらいは着たくなる寒さですが、機内にコートを持ち込むのは邪魔だし暑い。折りたたんで小さくなる系の上着はカジュアルすぎるものが多い。そんなときに頼りになるのが厚手のカシミヤストールです。1枚羽織るだけで薄手のコートくらいの暖かさはあるのに、ストールだから畳めばバッグにも入るサイズ。ワンピースの上に羽織ってもジーンズとTシャツに羽織っても違和感がありません。カシミヤというと、艶と畝を楽しむような上品なものをイメージするかもしれませんが、私が旅行に持って行くのはあえて毛羽をたてたような加工がされているものなので、カジュアルにもいけます。ウールのストールも試しましたが、同じ暖かさのものだとウールはカシミヤより厚手になってしまうので、カシミヤが便利。

 

ちなみに、洋服や下着類はパッキングキューブと呼ばれる整理バッグに入れています。圧縮袋ほどは圧縮できませんが、ぎゅっと詰めることでスペースの有効利用が可能です。

 

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【靴】

◯ 軽量スニーカー1足

◯ フラットパンプス1足(移動日に履く)

◯ サンダル 1足

 

このうち一足は履いていくので、スーツケースには2足入れます。1週間なら全部で2足で十分。ヨーロッパは思っている以上に石畳がボコボコしているので、靴底は厚いものがおすすめ。靴のヒールは低くて細いものよりもむしろ高くても太いものの方が歩きやすいです。細いヒールが石畳にの間にはまってしまい、傷だらけになった経験ありです。

 

【小物】

◯ 帽子(折りたためるもの)

◯ アクセサリー

 

着るものがかなりシンプルなので、小物は重要!旅行の写真を見返すと常に同じ格好と言うのはちょっと寂しいので、ネックレスやピアスなどはインパクトのあるものにすると同じ白のTシャツでも違う雰囲気になる気がします。またアクセサリーはブランド物ではなく落としたり盗まれても惜しくないものをチョイス。

 

【化粧品類】

◯ クレンジング(小分けしたもの)

洗顔石鹸

◯ 基礎化粧品(ボトルに小分けしたもの)

◯ 化粧用スポンジ

◯ 整髪料(小分けしたもの)

◯ 眉用はさみ

◯ 爪切り、やすり、ピンセット

◯ サンホワイト (ワセリン)

 

これらを全部ジップロックバッグに放り込んでスーツケースへ。シャンプーとリンスは現地のドラッグストアで旅行用サイズのものがすぐ調達できるので持っていきません。水質の関係で日本のシャンプーは泡立たなかったり、すすぎにくかったりすることもあります。ただ、安めのホテルにはシャンプーしかないことがあるので、こだわりがある方はトリートメントだけでも普段使っているものを小分けして持っていくと良いかもしれません。

 

【その他もろもろ】

◯ 携帯用海外対応ヘアアイロン

◯ 生理用品 (現地調達も可なので少なめでOK

◯ 速乾タオル

◯ 洗剤、使い捨てビニール手袋

◯ マワハンガー 1本

◯ 軽量折りたたみ傘

◯ 薬

◯ 1Day コンタクトレンズ日数分

◯ 絆創膏

◯ 虫除けバーム

◯ チャック付き折りたたみバッグ

 

短めのボブヘアにしたところ、ヘアアイロンがないと鳥の巣のような頭になってしまうため、軽量でかさばらないものを持っていきました。ヨーロッパは電圧が230vで日本の110vと比べるとかなり高めなので、海外対応でないものは壊れてしまうそう。なお、コンセントの形が違うので、ドイツで日本の電気製品を使うときにはC型のプラグを持って行く必要があります。

 

生理用品は日本から持っていったほうがいいよ!という話をよく聞きますが、ナプキンはかさばるものです。ドイツであれば私はこれを現地で購入します。ふわふわタイプのナプキンが好きな方にはお勧めです。

 

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洗剤は「部屋干しトップ」の旅行用サイズのものを持っていきます。下着やTシャツはバスルームのシンクで洗い、速乾タオルに挟んでパンパンとたたけばすぐに乾きます。手荒れ防止に使い捨てのビニール手袋も持参。

 

マワハンガーはドイツ生まれのハンガーで、滑らない&肩のラインがなだらかでカットソーやニットもかけることができるもの。ホテルにあるようなハンガーはドイツ人サイズでラインが合わないので使いづらいもの。マワハンガーは軽いので1本入れておくと便利です。

 

コンタクトレンズは洗浄液を持ち歩きたくないので、旅行中は1Dayタイプのものを使っています。ちなみに、ドイツではドラッグストアに1Dayタイプのコンタクトレンズが普通に陳列されていますので、いざとなったらすぐ買えます!

 

チャック付き折りたたみバッグはお土産などが増えたときのためにあると安心です。私はドイツからの帰国日の朝にドイツパンをたくさん買いこんで帰るので、機内持ち込みできる大きめサイズのものを持って行きました。

 

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細々としたものはポリエステルの薄手風呂敷に包んでおくと見た目もスッキリ。風呂敷はエコバッグ代わりにもなるので、1枚入れておくと役に立ちます。ちなみにこれは防水タイプの風呂敷で、水を汲むこともできる災害対応風呂敷です。まぁ、海外旅行中に水を汲む機会はなかなかないと思いますが、急に雨が降ってきたときにバッグをくるんで雨から守るという使い方ができます。地面やベンチに敷いてプチピクニックもできそうです。

 

このスーツケースの隙間にスニーカーとサンダルを入れてパッキング終了!重さは10キロ弱だったので、1人で電車の座席上の棚に持ち上げることもできました。

 

 

【秋のヨーロッパ旅行の持ち物】

上記は夏の旅行の持ち物ですが、秋に小さなスーツケースで旅行をする場合はこんな風に入れ替えたら良いと思います↓

 

◯ライナー付きのトレンチを機内に着ていく

◯ サンダルの代わりにショートブーツ。重いのでブーツは機内に履いていく

◯ タンクトップ2枚の代わりに長袖のメリノウールインナー2枚

◯ Tシャツ2枚の代わりに薄手の長袖ウールニット2枚

◯ 薄手カーディガン2枚の代わりに厚手のカーディガン1枚+ストールやスヌードなどの巻物1枚

◯ 帽子、虫除けは不要

 

 

なお、化粧品などの液体類が持ち込み規定量を超えるのでスーツケースは機内に持ち込まずに預けましたが、目標は2週間以上であっても持ち込み荷物だけで旅をすること!なんとか液体類を減らす方法はないかと模索中です。