ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツの税関Zollに正月などない

正月早々ドイツの税関から呼び出しのお手紙が届いてしまいました。

 

日本にいる叔母から「和食用の食材とお餅を送ったよ」と連絡があったので、その小包のことであるのはわかっていましたが、呼び出された理由がさっぱりわかりません。

 

税関からの手紙に添付された書類にも、支払いは0ユーロと書いてあるし。

 

とはいえ、税関まで取りに行かなければ小包が受け取れないので、夫に頼んで車を出してもらいました。

 

税関へは1月2日に行ったのですが、窓口には長蛇の列が!恐らくクリスマス前後に届いた小包関連で呼び出された人が多かったと思われます。

 

窓口で書類を渡し、なぜ呼び出されたのか聞いたところ、「小包のなかに薬が入っている」と言われました。

 

小包に貼られた内容物リストを見てみると、確かに「風邪薬」の文字が。窓口の税関職員の立会いのもと箱を開封させられ、叔母が送ってくれたパブロンの箱は没収となりました。

 

ちなみに、「薬はどれ?」と聞かれ、私が箱をガサガサしていたときに、「これか?」と職員さんが怪しんだのは昆布茶の缶。「それはお茶です」と説明したらあっさり受け入れてくれたけれど、パッケージは全部日本語だし、薬の可能性もあるわけで。ドイツの税関は厳しいようで適当だな、とちょっと心配になったりもしました。

 

ともかく、日本からドイツへ小包を送る方、薬は没収されますので送らないように注意ですよ!