ドイツの寒さ対策にヒートテックよりも効果的だと思うもの
ドイツもすっかり寒くなり、外出にはコート、手袋、マフラー、帽子が必須。
いまからこんなに着ぶくれていたら先が思いやられますが、寒いものは寒い。
多くの日本人にとって寒い日に手放せないのがヒートテックではないでしょうか。
ババシャツとして仕込めば、着ぶくれを防げる優れもの。
クリスマスマーケットの時期も近付き、日本からドイツへの旅行を考えている方も、きっとヒートテックは持って行かなきゃ!と思っていると思います。
私も日本からヒートテックと極暖ヒートテックを持ってきていたので、寒さ対策はばっちり!と思っていたのですが、しばらくヒートテックを着用して過ごしてみたところ、ドイツの冬にはヒートテック、特に極暖ヒートテックはあまり向かないのでは、と思うようになりました。
その理由は屋外と室内の気温差。
屋外は極寒でもドイツの建物の中は暖かく、家の中もお店の中も20度前後に保たれています。この場合何が起きるかというと、外から建物の中に入ったときにものすごく暑いということ。
先日も気温4度の中スーパーに行く用事があったので、極暖ヒートテック、長袖カットソー、コート、マフラー、帽子という格好で外に出ました。外を歩いている間は快適だったのですが、ヒートテックが優秀すぎてスーパーに入った途端汗をかく羽目に。
ヒートテックは化繊なので、乾いているときは暖かいけれど、汗をかくと冷たくなってしまいます。ひんやりしたヒートテックは気持ちが良いものではないし、そのまま外に出たら余計に冷えてしまいそう。
そこで最近私が愛用しているのが、同じく日本から持ってきていたモンベルのメリノウールのババシャツ(アフィリエイトリンクではありません)↓
このメリノウールのババシャツが優れている点は以下の通り
1)メリノウールは寒いときには体を暖かく、暑いときには涼しく保つ効果があるそうで、気温差がある状況に最適。秋から春まで長く着られる
2)吸水性、速乾性があり、汗をかいてもひんやりべたつくことがなく、いつでも快適
3)メリノウールは化繊と違い、汗をかいても臭くなりにくい
4)ウールなのにチクチクせず、ヒートテックと同じくらい薄くて軽い
5)ウールなのに洗濯機でガンガン洗ってもびくともしない丈夫さ
そして、欠点は
1)ヒートテックより値段が高い
2)色のバリエーションがあまりない
以上!
確かにヒートテックが1000円程度で買えるなか、同じババシャツに4倍の値段を払うのは気が引けるのですが、機能性を考えるとその価値はあると思っています。
特に、これから寒いドイツに旅行に来る予定のある方にはお勧めです。
一日中ずっと外にいるということであればヒートテックでも良いと思いますが、歩き回りながらかわいいお店をちょっと覗いたり、カフェに立ち寄ったりと屋外と屋内を行き来するのであれば、ヒートテック、特に極暖ヒートテックは汗をかいてしまう可能性大です。
なお、モンベルのメリノウールのババシャツには薄手と厚手があり、私が愛用しているのは薄手の方。厚手はアウトドアなどに向いているそうなので、街中の観光には暑すぎるかもしれません。
ババシャツとしてはちょっとお値段はしますが、冬のヨーロッパ旅行のお供としてお勧めします!