ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツの寒さ対策にヒートテックよりも効果的だと思うもの

ドイツもすっかり寒くなり、外出にはコート、手袋、マフラー、帽子が必須。

いまからこんなに着ぶくれていたら先が思いやられますが、寒いものは寒い。

 

多くの日本人にとって寒い日に手放せないのがヒートテックではないでしょうか。

ババシャツとして仕込めば、着ぶくれを防げる優れもの。

クリスマスマーケットの時期も近付き、日本からドイツへの旅行を考えている方も、きっとヒートテックは持って行かなきゃ!と思っていると思います。

 

私も日本からヒートテックと極暖ヒートテックを持ってきていたので、寒さ対策はばっちり!と思っていたのですが、しばらくヒートテックを着用して過ごしてみたところ、ドイツの冬にはヒートテック、特に極暖ヒートテックはあまり向かないのでは、と思うようになりました。

 

その理由は屋外と室内の気温差。

 

屋外は極寒でもドイツの建物の中は暖かく、家の中もお店の中も20度前後に保たれています。この場合何が起きるかというと、外から建物の中に入ったときにものすごく暑いということ。

 

先日も気温4度の中スーパーに行く用事があったので、極暖ヒートテック、長袖カットソー、コート、マフラー、帽子という格好で外に出ました。外を歩いている間は快適だったのですが、ヒートテックが優秀すぎてスーパーに入った途端汗をかく羽目に。

 

ヒートテックは化繊なので、乾いているときは暖かいけれど、汗をかくと冷たくなってしまいます。ひんやりしたヒートテックは気持ちが良いものではないし、そのまま外に出たら余計に冷えてしまいそう。

 

そこで最近私が愛用しているのが、同じく日本から持ってきていたモンベルのメリノウールのババシャツアフィリエイトリンクではありません)↓

webshop.montbell.jp

 

このメリノウールのババシャツが優れている点は以下の通り

 

1)メリノウールは寒いときには体を暖かく、暑いときには涼しく保つ効果があるそうで、気温差がある状況に最適。秋から春まで長く着られる

 

2)吸水性、速乾性があり、汗をかいてもひんやりべたつくことがなく、いつでも快適

 

3)メリノウールは化繊と違い、汗をかいても臭くなりにくい

 

4)ウールなのにチクチクせず、ヒートテックと同じくらい薄くて軽い

 

5)ウールなのに洗濯機でガンガン洗ってもびくともしない丈夫さ

 

そして、欠点は

 

1)ヒートテックより値段が高い

2)色のバリエーションがあまりない

 

以上!

 

確かにヒートテックが1000円程度で買えるなか、同じババシャツに4倍の値段を払うのは気が引けるのですが、機能性を考えるとその価値はあると思っています。

 

特に、これから寒いドイツに旅行に来る予定のある方にはお勧めです。

一日中ずっと外にいるということであればヒートテックでも良いと思いますが、歩き回りながらかわいいお店をちょっと覗いたり、カフェに立ち寄ったりと屋外と屋内を行き来するのであれば、ヒートテック、特に極暖ヒートテックは汗をかいてしまう可能性大です。

 

なお、モンベルのメリノウールのババシャツには薄手と厚手があり、私が愛用しているのは薄手の方。厚手はアウトドアなどに向いているそうなので、街中の観光には暑すぎるかもしれません。

 

ババシャツとしてはちょっとお値段はしますが、冬のヨーロッパ旅行のお供としてお勧めします!