ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツ人が風邪をひいたら食べたくなるものとは

アメリカに住んでいたころは、車酔いをすれば同乗者からコーラを差し出され、機内でお腹が痛くなったときには「生姜はお腹にいいから」とCAさんからジンジャーエールを流し込まれ、風邪をひいたときには友達が鍋いっぱいのチキンヌードルスープを持ってきてくれたものです。心遣いはありがたいけれど、体調が悪いときにベタベタに甘いソーダやチキンスープは正直結構しんどい。

 

ちなみに、私の夫はめったに体調を壊さないのですが、過去にインフルを2度ほどと、ノロウィルスを1度私がうつしてしまったことがあります。こういうときにはやっぱりお粥でしょう!ということでお粥を炊いて食べさせていました。

 

そして少し前に珍しく夫が風邪でダウンしてしまったときにもお粥を炊こうとしたところ、衝撃の告白が。

 

「今まで言わずにいたけど、実はお粥大嫌いなんだよね。」

 

 !!!

 

それならそうと最初に言ってくれればよかったのに!!と思いましたが、さすがにインフルやノロのときには身体がきつすぎてそれどころじゃなかったそうです。

 

そしてお粥のかわりにリクエストされたのがこれ↓

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ツヴィーバックとよばれるラスクのようなクラッカーみたいなもの。こんなパッサパサのもので栄養とれるんだろうか…と心配になりましたが、小さい時から体調を壊したらこれだったそう。

 

確かに、身体が辛いときに受け付ける食べ物って子供のときに食べさせてもらったもので、大人になっても同じものを求めるような気がします。日本人にとってのお粥はドイツではこのツヴィーバックみたいです。