ドイツにパルテノン神殿!?
南ドイツの街にはオレンジ色の屋根のカラフルな建物が多く、「暖色」のイメージがあります。東ドイツは白や灰色の建物が多く、「寒色」のイメージ。
先日訪れた南ドイツの古都、レーゲンスブルクも思った通り「暖色」の街だったのですが、なんだか街のイメージから浮いてるよね?!と思ってしまったのがドナウ川河畔にそびえ立つヴァルハラ神殿。
1842年にバイエルン国王ルートヴィヒ1世によって建てられたこの神殿、見た目はまるでパルテノン神殿です。
うっかり全体像を撮り忘れてしまったので一部のみですが、柱の一本一本が思った以上に大きく、遠くから見たときのハリボテ感は近づくとなくなります。
この神殿には歴史上有名なドイツ人の胸像が収められていて、随時更新されているようです。新しめの胸像ほど彫りが甘く、アインシュタインなんてつるりとしたものです。
ドイツの歴史には詳しくなく、実はあまり興味もない私ですが、ここに来てよかった!と思ったのがこの神殿からの景色。
宮本輝さんの小説でも、主人公がこの景色を眺めているシーンがあるとか。
カップルや家族連れがピクニックをしていたり、結婚式の前撮りなども行われていたりして、ドイツのパルテノン神殿はかなり賑わっていました。