ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツにパルテノン神殿!?

南ドイツの街にはオレンジ色の屋根のカラフルな建物が多く、「暖色」のイメージがあります。東ドイツは白や灰色の建物が多く、「寒色」のイメージ。

 

先日訪れた南ドイツの古都、レーゲンスブルクも思った通り「暖色」の街だったのですが、なんだか街のイメージから浮いてるよね?!と思ってしまったのがドナウ川河畔にそびえ立つヴァルハラ神殿。

 

1842年にバイエルン国王ルートヴィヒ1世によって建てられたこの神殿、見た目はまるでパルテノン神殿です。

 

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うっかり全体像を撮り忘れてしまったので一部のみですが、柱の一本一本が思った以上に大きく、遠くから見たときのハリボテ感は近づくとなくなります。

 

この神殿には歴史上有名なドイツ人の胸像が収められていて、随時更新されているようです。新しめの胸像ほど彫りが甘く、アインシュタインなんてつるりとしたものです。

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ドイツの歴史には詳しくなく、実はあまり興味もない私ですが、ここに来てよかった!と思ったのがこの神殿からの景色。

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宮本輝さんの小説でも、主人公がこの景色を眺めているシーンがあるとか。

 

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カップルや家族連れがピクニックをしていたり、結婚式の前撮りなども行われていたりして、ドイツのパルテノン神殿はかなり賑わっていました。