ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツ人にとって誕生日はストレスフル?!

30代半ばを過ぎたので、誕生日なんて特別でもなんでもないわ、という顔をするけれど、実は今でもウキウキします。しかし、ドイツ人の大人にとって誕生日はウキウキどころかストレスフルな行事ともいえるみたい。

 

まず、自分の誕生日には職場にケーキを持参するという習慣があるそう。お菓子作りが得意なひとは自分で焼いたケーキを持って来ることが多いらしいですが、前日にケーキを焼いて出社するというのは結構大変なはず。また、お菓子作りが得意じゃないひとは、近所のお菓子屋やベーカリーでケーキを買うことになり、それなりの出費がかさむことになります。

 

さらに、お誕生日パーティーというのは友達が企画してくれるものではなく、自分で企画して友達を招待するものだそう。出欠の確認やお店の予約など面倒な部分も本人が担当するし、なにより驚いたのが、お誕生日の本人が招待した友達の食事の費用も持つということ。節約のためにも自宅で料理を振る舞う人もいるようだけれど、それはそれで準備が大変。確かにお誕生日の人の負担はかなり大きそうです。

 

ちなみに義理の兄は毎年自分の誕生日には休みを取り、1人で山登りに出かけます。有給を取ってまで誕生日のストレスから逃れたいなんて!