ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。

ドイツのリサイクルシステム

エコ大国のドイツはリサイクル大国でもあります。ドイツのリサイクルシステムでいいなと思うのが、ペットボトルの返却システム。

 

ドイツではペットボトル入りの飲み物はあらかじめボトル代が上乗せされた値段で売られています。そしてそのボトルをお店に返すとボトル代(pfand プファンド)が返金されるというシステム。

 

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例えば、これはスーパーで36セントで買った500mlのペットボトル入りの水なのですが、これにはボトル代25セントが含まれています。飲んだ後でお店に返せば25セントが返ってくるというわけです。

 

「返ってくる」といっても現金が戻るわけではなく、そのお店で使えるクーポンのような形になっているのがほとんど。

 

基本的にはボトルは買ったお店でなくても返却できるので、自分がよく買い物をする店に持っていけばOKです(他店のものは受け付けていないところもあるかもしれません)。

 

返却の仕方ですが、スーパーであればほとんどのお店にペットボトル返却用の機械がありますので、返却口にボトルを入れるだけ。ボトルが機械に吸い込まれていった後にクーポンの印刷ボタンを押したらレシートのようなものがプリントされてでてきます。それをレジに持っていけばお金と同じように使うことが可能です。


ちょっと困るのがお店によってこの機械が置いてある場所が違うこと。すぐには見つからないことも多々あります。


お店の入り口付近の小さな小屋の中にあるパターンや、お店を入ってすぐのところにあるパターン、お店の中の飲み物売り場にあるパターン、お店の奥の搬入口近くにあるパターンなどさまざまです。小さいお店だとレジで返却というパターンもあるようです。

 

なお、ペットボトルを機械で返却するときには以下のことに気をつける必要があります。


1. ボトルを潰さない

 

日本人としてはボトルを小さく潰したくなりますが、つぶすと機械がボトルのバーコードを読み取れなくなるため、つぶしてはいけないそう。いろはすのボトルほどではなくてもぺこぺこのボトルも多いので注意が必要です。

 


2. バーコード部分を汚さない

 

バーコードが読み取れないと機械にはじかれてしまいます。はじかれてしまうと返金してもらえません。

 

 

3. ラベルを剥がさない

 

ラベルにバーコードがついているので、剥がしてしまうと返金してもらえません。

 


4. 蓋を外さない

 

これは理由がわかりませんが、蓋を外していると機械にはじかれてしまうことが多いようです。

 

 

この機械をドイツ中に導入するのにどれだけお金がかかっただろうかと思いますし、維持費もそれなりにかかっているでしょう。それでもこれはとてもいいシステムだと思います。お金が返ってくると思えば誰もがすすんでリサイクルしようと思うもの。ペットボトルのポイ捨ても減るのではないでしょうか。