ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツで豆腐ジプシー

豆腐が食べたい。私の場合、豆腐欲のほうが米欲よりも強く、お米が食べたくなるより頻繁に美味しい豆腐が食べたくなります。しかし、ドイツに住んでいると、日本のお豆腐屋さんで買ったざるどうふの食感を思い出しながらため息をつくことが多々あります。

 

おそらくデュッセルドルフなど日本食スーパーが何軒もあるような場所であれば、ざるどうふや絹ごしの豆腐も手に入るのでしょうけれど、私の住む田舎町ではそうはいきません。

 

怪しげなアジア食材店の怪しげなバケツの水に浮かぶ怪しげな灰色の物体が「とうふ」と呼ばれていたり、瓶詰めの濁った水の中に入ったなぜかやたら賞味期限の長い豆腐があったりと、ドイツの豆腐事情は決して良くありません。

 

そんななか、在ドイツの日本人の方のブログで「リードルというスーパーの豆腐はまぁまぁいける」という情報を得たので、早速買ってきました。

 

リードルはドイツで展開するディスカウントスーパー。お店にもよりますが、うちの近所のリードルは地元の野菜が安いので結構人気です。

 

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これがその豆腐。1.85ユーロでした。

ベジタリアンのオーガニック(Bio)とうふ」って書いてありますが、ベジタリアンではない豆腐って存在するのでしょうか。いや、ドイツならやりかねない。魚のすり身を四角くまとめて豆腐って呼びそう。

 

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 そしてこれが中身。少しだけ水が入った状態でパックされています。

 

そしてここからは私の失敗。

 

豆腐の食感や味を確かめるためには、冷ややっこやお吸い物などの料理にすればよかったのですが、何にも考えずにコチュジャンと唐辛子で激辛豆腐炒めにしてしまいました!

 

一つ言えるのは、この豆腐は炒め物にすごく向いているということ。

キッチンペーパーに包んで2分チンするだけでばっちり水切りができます(1分でも十分だったかも)。炒めてもくずれることなく、カリカリの食感になりました。

 

豆腐自体の風味は辛味に消されて全く分からなかったので、次回はリベンジということでもう少しマイルドな料理にしようと思います。

 

 

 

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