ドイツでは毎週金曜がプレミアムフライデー
ここのところプレミアムフライデーという言葉すら聞かなくなった気がしますが、未だに日本では月末の金曜はプレミアムフライデーということになっているのでしょうか。
ちなみにドイツではシステムを導入せずともフライデーはプレミアム。しかも毎週のことです。
もうドイツ人にとっては金曜日もほぼ週末の感覚なんじゃないだろうかと疑ってしまうくらい、金曜の午後は働かない人が多い印象です。もちろん職場にもよるのでしょうが、私の職場では金曜は15時、16時に帰る人が多いし、私の夫の職場も金曜日は16時以降、働いている人もかかってくる電話も減るそうです。
そもそも金曜日には仕事に行かない人も。金曜日は通勤バスの乗客も少なめです。同じアパートのご近所さんは、金曜日は休みを取って1日ベランダでのんびりしているのをよく見かけるし、友達夫婦は金曜日から日曜にかけてしょっちゅうキャンプに出掛けています。ビアガーデンやレストランのテラス席も金曜日には早い時間からお客さんで溢れています。それに、金曜日には営業時間が短い商店も珍しくないところをみると、ドイツ人にとって金曜日は普通の平日とはちょっと違うみたいです。
もともとお財布の紐が固い人が多いドイツですが、休暇や趣味など、使うところではきちんとお金を使っているなと感じます。