ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツで化粧は子供っぽい?!

子供の頃初めて親に口紅を塗ってもらったとき、なんとなく大人になったようなくすぐったい気持ちがしたものです。

 

高校卒業間際に始めたバイト先で「大人として最低でも口紅はつけること」と店長から言われて以来、外に出るときには必ずお化粧をしてきました。最近では変わりつつあるのかもしれませんが、日本では「化粧=大人」という考え方が主流ではないでしょうか。

 

ところがドイツではどうもそうではなさそう。

 

ドイツでばっちりお化粧をしているのは主に中高生くらいと思われるティーンエイジャー。放課後ドラッグストアの化粧品コーナーにたむろしているのも彼らです。

 

ドイツの大人はほぼすっぴんか、口紅のみといったかなりの薄化粧。アイシャドウを付けている人はめったに見かけません。そもそも彼らは彫りが深いし、まつ毛もバッサバサに長い人が多いので、アイメイクは必要ないのかもしれませんが。たまにメイクをしている大人も見かけますが、大抵はロシア、東欧などの女性みたい。

 

私も見るからに外国人だし、別に日本的なメイクをしても構わないのだろうけれど、なんとなく周りに合わせて私もメイクは控えめにしています。今は日焼け止め、眉毛、口紅のみ。空気が乾燥していて化粧が崩れることもあまりないし、そもそも崩れるものがないので、口紅以外化粧直しもしません。

 

最初は鏡に映るいつも以上に薄い自分の顔に違和感を覚えていたけれど、もう慣れました。なんといっても朝が楽ちん!!!あまりにも楽なので、日本に帰国したときに元のメイクに戻れるかどうかちょっと不安…。