ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツでお弁当箱を買ってみた

日本人なら誰もが共感できる悲しい出来事、それは「お弁当の汁気がカバンの中で漏れている」事件。学生のころにはそのせいで教科書が汚れてしまったり、お弁当を包んでいたお気に入りのハンカチにシミがついてしまったりと、悲しい思いを何度かしました。

 

卒業してしばらくはお弁当とは無縁の生活をしていたのですが、こちらに来て以来、お昼ごはんにはパンだけ職場の近くで買っておかずは前日の残りを持っていきたいと思うことがあり、ドイツでお弁当箱を探してみました。

 

日本であればかわいいもの、機能的なもの、ビジネスバッグにも入る薄型のものなどいろいろと売られているのですが、ドイツはそうはいきません。ザ・無骨。

 

そんななかで見つけたのがこちら↓

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ドイツのキッチンメーカー「エムザ」のタッパー。デパートのキッチン用品売り場で見つけました。

日本ではエムザのカラフルなポットが人気なようですね。

 

この無骨なタッパー、今時珍しくメイド・イン・ジャーマニーです。しかも、100パーセント漏れないという自信たっぷりな広告文句。ドイツ人が100%というなら何となく信用できそう。

 

この写真を撮った後、タッパーに水を入れてふりふりしてみましたが、本当に漏れません。がっちり閉まっています。

 

 

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 中に容器が2つ入っていたのも購入の決め手。これだったらおかずの味が混ざらないし、片方にご飯を詰めるというのもあり。必要なければ取り外しもできるので、お弁当箱として十分機能しそうです。

 

ちなみにドイツにはありとあらゆる形のタッパーが売られていますが、私が一番驚いたのがホールケーキを丸ごと入れて持ち運ぶためだけに存在するタッパー。丸くて大きく、てっぺんには持ち運び用の取っ手が付いています。

 

自宅からホールケーキをタッパーで持ち運ぶってどんな状況?!と思ったのですが、ドイツでは職場や学校、手土産にケーキを持っていくことは少なくないみたい。

 

そもそも、ケーキ屋さんでケーキを買っても日本のように箱には入れてくれないというのもこのタッパーの存在理由なのかも。ケーキを買うと紙のトレーに乗せたものを包装紙をくるっと巻かれるか、紙袋に雑に入れられてぽいっと渡されます。そういう意味ではこのホールケーキ用タッパーはドイツ人にとって必需品なのかもしれません。

 

 

 

 

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