ドイツ人は列に並ばない?!
電車ネタの続き。
ドイツの多くの駅において、プラットフォームには電車の停車位置やドアの位置を示す白線はありません。
(↑夜8時過ぎですがこの明るさ)
特急列車でも何号車がどこに来るのかわからないという謎のシステム。食堂車はだいたい真ん中らへんだよ、一等席は前の方だよというような車両の絵はプラットフォームのボードに貼ってあるけれど、変更されることも多いのであまり頼りにはなりません。
そういうわけなので、ドイツ人は電車に乗るときに列に並ばないというよりも、並ぶということが不可能です。
プラットフォームではみんな適当にバラバラと立っていて、電車に乗るときも順番なんてものはなく、割り込みなんて当たり前。
ドイツに来てすぐのころはは結構衝撃でした。
私の方が先に並んでいたよね?!と。
でも周りを見てみると、割り込んだ人も全く悪気はなさそうだし、割り込まれた人もムッとしてる様子はありません。
ちなみに、私の家の最寄駅は、田舎なのに無駄にプラットフォームが長く、それなのに1~2両編成の電車しか停まらないので、停車位置の目測を誤ると結構な距離を電車までダッシュするはめになります。
東京の地下鉄に軍隊のように整然と並んで乗り込む日本人を見たら、ドイツ人は逆に笑ってしまうかもしれませんね。