ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツ人らしさが見えるもの

やる気のないショーウィンドウは、きっとドイツあるあるのひとつ。

 

取りあえず商品をぽいっと置いただけだったり、ちょっと工夫して秋らしくしようと思ったのか落ち葉がゴミみたいに散らばっていたり。お店の顔であるはずのショーウィンドウなのに、お洒落に飾ろうというやる気が全然感じられません。

 

ドイツ生活も半年が過ぎ、やる気のないショーウィンドウにはいちいち驚かなくなっていたのですが、先日のイタリア出張から帰ってきたら、改めてドイツのショーウィンドウのダサさにびっくり。

 

見た目よりも質が大事!というドイツ的な感じも決して嫌いではないんですけどね。

旅行には必ず持って行くドイツのもの

旅行のときに必ず鞄に放り込んで行くのがドイツの薬局で買ったセージティー。喉の痛みに抜群に効きます。

 

旅行中は飛行機やホテルの空気が乾燥しているのと、外で埃を吸い込むのとで喉が痛くなりがち。

 

大抵ホテルには湯沸かし器が付いているので、寝る前にお茶をいれて飲んでおくと喉のイガイガ感がかなり緩和されます。

 

今回のイタリア出張でも喉が痛くなったのでセージティーを入れようと思ったのですが、ホテルには湯沸かし器がなく、フロントに行ってもお湯がもらえませんでした。

 

どうしよう…と悩んだ末にやってみたのが

 

水出しセージティー。

 

ティーバッグの紐をちぎって、そのままペットボトルに放り込んでみました。

 

荒技すぎるかと心配しましたが、意外と良いかんじ!渋みも出ないので、数時間そのままにしてても大丈夫でした。あくまでも水なので身体は暖まりませんが、なにも飲まないよりはマシなはず。応急処置的には使えそうです。

ドイツとイタリアで違うもの【イタリア編】

出張でイタリアに来ています。夜にホテルに着いて以降何度となく「あれ?窓開いてない?!」と思って確認をしたのですが、窓は閉まっています。

 

なのに車の音も人の声も通りのカフェでグラスがなる音まではっきり聞こえます。なんなら部屋の空気も動いているような気さえするのです。

 

ドイツ人の夫が日本の私の家に来ると、いつもいつも「窓開いてない?」と聞いてきていた理由がようやくわかりました。

 

ドイツの家の窓は二重窓が多く、密閉性が高く、窓を閉め切ると外の音も空気も入ってこないという高機能。これに慣れてしまうと、普通の窓は「ちゃんと閉まっている」気がしなくなってしまうみたいです。

 

 

 

 

ドイツでは見かけないもの【イタリア編】

出張でイタリアに来ています。

 

噂には聞いていたけれど、本当にあるんですね、ビデ。トイレのドア開けてびっくりしました。

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あとは、これ。

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コンセントが縦3つの穴だったので、失敗した!!と思ったのですが、ドイツのCタイプのコンセントが上と下の穴にピッタリはまるので大丈夫でした。

 

ドイツのコットン事情

メイク落としはふき取り派という人にとって重要なのがコットン。毛羽立ってもダメだし、ツルツルすぎてもダメ。ふんわりしつつもちゃんと汚れは取ってくれる丈夫さも必要です。

 

いろいろ試して気に入っていたのがMüllerオリジナルブランドの大判コットン(写真右側)。

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最初は大きすぎる気がしたのですが、これにたっぷりふき取りクレンジングを含ませれば、表と裏で顔全体さっぱり落ちます。

 

同じブランドだし、もう少し薄いものをと思って試したのが左側。これが私的には失敗でした。

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大判のほうのフワフワ感とは違い、かなりザラザラ。表面にダマがあるかんじが伝わるでしょうか。

 

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これをどうやって消費しようかと目下悩み中です。掃除用にしようかな?

ドイツの商品パッケージあるある

ドイツというよりはヨーロッパあるあるかもしれません。

 

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裏面は原材料や使用説明の他言語翻訳でびっちり。

 

DEがドイツ語、FRがフランス語、ITがイタリア語というのはぱっと見でわかりますが、他は何語なのか気になったので調べてみました。

 

HR クロアチア

SL スロベニア
HU ハンガリー
ES スペイン

 

だそうです。

 

こうやって各言語を並べてみると、似ている単語があったり、文の構造の違いがなんとなく見えてきてちょっと面白いかも。

 

ちなみに、スペイン語だけは、他の言語はそのまま英語で残している"Duchesse Beauty Tip"もスペイン語に翻訳してあるのを発見。

 

友人が産業翻訳の仕事をしているのですが、自分が担当ではない言語の部分も他の言語とズレがないか確認しないといけなくて大変だ言っていたので、おそらく見落とされてしまったのか、はたまたスペイン語翻訳の人が修正の指摘を無視してそのままにしてしまったのかも。スペイン語圏っぽいミスだと思ってしまったのは私のステレオタイプでしょうか??

 

 

 

 

 

ドイツのタッパーといえば

以前購入したemsaのタッパーは、職場へランチを持って行くときに大活躍しています。水漏れしないのはもちろん、サラミやチーズなど匂いが強いものを入れても匂いがバッグの中に充満することもない優れもの。

 

今回は(おそらく)一番小さいサイズのものを旅行用に購入しました。

 

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(↑水を入れても漏れません)

 

何に使うかというと、化粧落としに浸したコットンを持ち運ぶため。

 

ドイツに来てからはメイク落としはふき取り用のビオデルマを使っていて、2〜3泊の旅行や出張のときにはビオデルマに浸したコットンを日数分ジップロックに入れて持ち運んでいました。

 

これも悪くはないのですが、ジップロックだと他の荷物に潰された拍子に染み込ませたメイク落としがコットンから染み出してしまい、袋の中がヌルヌルになるのがちょっとストレスでした。

 

今回は6泊の出張なので、ジップロックではなくタッパーに入れてもっていくことにしました。これなら漏れる心配もないし、コットンが乾いてしまう心配もないはず!