ドイツの扉

ドイツの扉

1年間限定のドイツ生活。わからないことだらけだけど、ドイツの扉をたたいてみます。 → 2018年3月末に帰国しました。ちょくちょくドイツには行くので、引き続きドイツのことや日独異文化について書いていきます。

ドイツの肉屋で気になっていたものをついに買ってみた

ドイツでの生活も半年近くなりました。最初の頃は恐ろしい場所だと思っていた近所の肉屋にも通い続け、シュニッツェル以外の肉やソーセージもきちんと買えるように。

 

実はこの肉屋でこれまでずっと気になっていたけれど買うのを躊躇していた商品があったのですが、渡独半年記念(?)ということで思い切って買ってみました。

 

それがこちら↓

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 25センチくらいある巨大なソーセージの中にソーセージと野菜が入ったもの。

 

ゼリー寄せみたいになっているのかとずっと思っていたのですが、中に入っているのはスープで、袋の中身をそのままお鍋に入れたらソーセージスープができるということでした。

 

思い切ってご主人に聞いてみて良かった!

 

どんな味なのか楽しみです。食レポはまた今度!

ドイツ人が風邪をひいたら食べたくなるものとは

アメリカに住んでいたころは、車酔いをすれば同乗者からコーラを差し出され、機内でお腹が痛くなったときには「生姜はお腹にいいから」とCAさんからジンジャーエールを流し込まれ、風邪をひいたときには友達が鍋いっぱいのチキンヌードルスープを持ってきてくれたものです。心遣いはありがたいけれど、体調が悪いときにベタベタに甘いソーダやチキンスープは正直結構しんどい。

 

ちなみに、私の夫はめったに体調を壊さないのですが、過去にインフルを2度ほどと、ノロウィルスを1度私がうつしてしまったことがあります。こういうときにはやっぱりお粥でしょう!ということでお粥を炊いて食べさせていました。

 

そして少し前に珍しく夫が風邪でダウンしてしまったときにもお粥を炊こうとしたところ、衝撃の告白が。

 

「今まで言わずにいたけど、実はお粥大嫌いなんだよね。」

 

 !!!

 

それならそうと最初に言ってくれればよかったのに!!と思いましたが、さすがにインフルやノロのときには身体がきつすぎてそれどころじゃなかったそうです。

 

そしてお粥のかわりにリクエストされたのがこれ↓

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ツヴィーバックとよばれるラスクのようなクラッカーみたいなもの。こんなパッサパサのもので栄養とれるんだろうか…と心配になりましたが、小さい時から体調を壊したらこれだったそう。

 

確かに、身体が辛いときに受け付ける食べ物って子供のときに食べさせてもらったもので、大人になっても同じものを求めるような気がします。日本人にとってのお粥はドイツではこのツヴィーバックみたいです。

ドイツのニッポンと言えば…

友人が日本からお菓子をたくさん送ってくれたので、お返しに送るドイツのお菓子を買いにスーパーへ行ってきました。

 

最近は日本の輸入食材店にもたくさんドイツのお菓子が置いてあるので、日本にはなさそうなものをできれば送りたいところ。

 

そういうわけで選んだものの一つがこちら↓

 

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その名も「ニッポン」!!

 

以前日本のポッキーが「ミカド」という名前で売られてあるとブログに書いたことがありますが、「ヤーパン(ドイツ語で日本)」ではなくあえての「ニッポン」というネーミングに何かミカドと似たものを感じます。

 

このお菓子はライスパフにチョコをかけたものなので、コメ=寿司=日本ってとこでしょうか。

 

これはさすがに日本には輸入されていないのでは、と思っていますがどうなんでしょうか?

 

 

ドイツは安全な国なのか

今日はドイツの連邦議会選挙。

私に選挙権はないけれど、ドイツ人の夫がいる身としては他人事ではありません。

 

今日は仕事の関係で街の中心部に用事があるのですが、ふと

 

「選挙結果によっては、街で破壊行為をする人たちや気が立って他人に危害を加える人が出てきて危険かもしれない」

 

という不安がよぎりました。

 

私が住む町も働いている町も田舎の小さな町。ドイツ国内でも治安は良い方だと思います。

それでもここ最近切り裂かれたり燃やされた選挙のポスターや、特定の政党への批判を綴った落書きなどが目立つようになりました。

 

日本だったら「今日は選挙だから外出は危ないのでは」なんて思わないはず。

 

ドイツはまだ比較的安全だと思ってはいたし、実際には今日なにも危険なことは起こらないのかもしれないけれど、こんなふうに不安になる時点で既にドイツは「安全安心」な国ではないのかもな、と思ったりしました。

 

ドイツでコンタクトレンズを買ってみた

 日本から持って来ていたコンタクトレンズがそろそろ無くなりそうだったので、ドイツでコンタクトレンズを購入することにしました。

ドイツではコンタクトレンズを購入するのに処方箋も検診も必要ありません。ドラッグストアの棚にも数枚組のレンズの箱がズラッと並べられているし、眼鏡屋さんの店頭でも買うことができるので、かなり気軽にコンタクトを手に入れることが可能です。

また、ドイツにはコンタクトレンズ通販のサイトがかなりたくさんあり、利用している人も多いということなので、私も今回はオンラインで注文することにしました。

私が使ったサイトは「 321Linsen.de 」。
どこのサイトもそんなに値段は変わらなかったので、雰囲気で選んでみました。


注文から2日後に到着。


普段はボシュロムのメダリスト、1日使い捨てのレンズを使用しています。メダリストの海外バージョンはソフレンズと呼ばれているみたいで、大容量の90枚セットがありました。

 

海外のレンズは直径やカーブが日本向けのものとは違うという話を聞いたことがあったのですが、このレンズに関してはどちらも同じ数字。購入する際には度数の指定だけで済みました。

 

また、このレンズの値段に関しては、日本の眼科で買うよりは安いけど、ネットの安売りのお店で買うよりは高いという印象です。

 

メダリストワンデイは眼科だと30枚1箱1700〜1900円くらい、オンラインの最安値だと1200円くらいで購入していました。今回購入したソフレンズは90枚入りで34ユーロ。1ユーロ135円として4590円。

 

円安なので割高感はありますが、この値段なら十分。ちなみに321Linsen.deは100ユーロ以上購入で送料無料なので、まとめ買いするときにはオススメです。

 

 

ドイツの新築アパートあるある?!

私がドイツに来る1年前から夫は今の部屋に住んでいるのですが、夫が入居したのはこのアパートが「完成」してすぐのこと。

 

なぜあえて「完成」とカギカッコをつけたかというと、入居しても工事が続いていたから。

 

部屋にはバルコニーがついているのですが、柵が出来上がっていないという理由で、バルコニーに出るドアからはドアノブが外され、3ヶ月ほどバルコニーには出られないようになっていました。

 

一番困ったのがお風呂。蛇口からはちゃんとお湯が出るのですが、シャワーに切り替えると水しか出ないという状況が1週間。この工事のせいでバスルームの壁に穴が空いた状態が続いていたのですが、その穴を塞ぐ工事に来たのは1ヶ月後のことでした。

 

こんな状態でよく入居させようと思ったもんだと驚きましたが、ドイツでは時々あることのようで、夫も同じアパートの住人も「しょうがないよねー」という反応。

 

ドイツで部屋探しをするときには新築物件には要注意かもしれません。

 

ドイツ人はミューズリーに何を入れるのか

健康への意識が高くてヨガやってて◯◯油の効能がどうとかっていう知識があって朝には必ずグリーンスムージー手作りして食べ物はオーガニックスーパーで買って化粧品もオーガニックなものしか使わなくて子供の服は全部オーガニックコットンで…

 

というのがミューズリーを毎日食べている人のイメージでした。あくまでも私の中での偏ったイメージですが。

 

ドイツではミューズリーは定番の朝ごはんなので、特別おしゃれな感じはありません。なんせおしゃれや健康志向からは程遠いうちのドイツ人(夫)も毎朝食べているくらいですから。

 

スーパーやドラッグストアではいろいろなミューズリーミックスが売られていますが、我が家は以下のものを適当に混ぜてミューズリーを作っています。材料は夫チョイス。

 

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左側はオートミール。右側はDinkelというドイツではよく見かける小麦の糠(ぬか)です。Dinkelはスペルト小麦とも呼ばれるらしく、小麦の原種に近い古代穀物の一種だそうです。

 

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左側はアマランサス。パワーフードとして人気があるみたいですね。右側は亜麻仁を砕いたもの。英語ではフラックスシードと呼ばれているものです。

 

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これにレーズンやクランベリー、バナナと季節の果物を乗せ、牛乳をかけたものを電子レンジで4分ほど加熱してできあがり。ヨーグルトをプラスすることもあります。

 

ドイツの食事はどうしても繊維質が不足気味になってしまいますが、ミューズリーを毎日食べているおかげか便秘知らず。そんなに美味しいものではなく、見た目もどちらかというと「餌」っぽいですが、お腹のためにほぼ毎朝食べるようにしています。